著者
土井 慎一 石原 正彦 江角 敏明 神谷 宏 山室 真澄
出版者
日本陸水学会
雑誌
陸水学雑誌 (ISSN:00215104)
巻号頁・発行日
vol.79, no.3, pp.179-183, 2018-09-25 (Released:2019-09-25)
参考文献数
8

宍道湖ではネオニコチノイドの使用開始直後からオオユスリカの減少や動物プランクトンの減少,エビ類漁獲量の減少が生じているが,宍道湖でのネオニコチノイド濃度の報告はこれまでになかった為,予備的に分析を行った。斐伊川の影響を受ける地点ではネオニコチノイドが検出されなかったが,水田排水を宍道湖に流す排水機場に近い地点でネオニコチノイドが検出された。その濃度は動物に慢性毒性を与える影響より小さかった。しかしながら水田排水が集積する排水機場で田植え期に近い6月の方が7月より高い濃度が見られたことから,田植え直後など大量に殺虫剤を使用する時期には濃度が高くなる可能性があると考えられた。

言及状況

外部データベース (DOI)

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2017年宍道湖3地点におけるイミダクロプピドの濃度(μg/L)は6月には3地点ともN.D.で、7月にはN.D、0.015、N.D.であった。検出限界は<0.002なので、N.D.のときの濃度を0.0~検出限界近くの高値0.001… https://t.co/RwvvijvOMM
宍道湖水におけるネオニコチノイド濃度の予備的報告 https://t.co/SPEXxIm3pq 先日の論文主著者らが去年発表した研究。 農業排水を宍道湖に流す排水機場と、その近隣を含む3ヶ所で、農薬散布(2017年5月)後の6月… https://t.co/h3qFh6rVwu

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