著者
木村 健 小谷 善行
雑誌
第53回プログラミング・シンポジウム予稿集
巻号頁・発行日
vol.2012, pp.91-96, 2012-01-06

本稿ではGPGPU(グラフィックスプロセッサの汎的計算への応用)を用いた将棋ゲーム木探索手法を提案する。チェスや将棋などのゼロ和完全情報ゲームにおける並列ゲーム木探索の研究は決して新しい研究ではない。しかしながらさまざまな技術が年を経るごとに開発されているにつけ、並列探索の技術も変化を必要としている。GPU上における並列計算環境であるCUDAと、CUDAライブラリの一部であるCUDA版C++STLとも言えるThrustを用いた、並列ゲーム木探索手法を提案する。提案手法は1993年にTransputer上に実装されたYBWCをベースにしており、高いスピードアップが期待できる。ただし、CUDA固有の高スループット実現の難しさもあり、提案手法の実際の実装についての知見が必要である。
著者
中村 友昭 長井 隆行
出版者
日本認知科学会
雑誌
認知科学 (ISSN:13417924)
巻号頁・発行日
vol.24, no.1, pp.23-32, 2016-12-30 (Released:2017-09-01)
参考文献数
17

In this study, we define concepts as categories into which a robot classifies perceptual information obtained through interaction with others and the environment, and the inference of unobserved information through the concepts is defined as understanding. Furthermore, a robot can infer unobserved perceptual information from words by con-necting concepts and words. This inference is the understanding of word meanings. We propose probabilistic models that enable robots to learn concepts and language. In this paper, we present an overview of the proposed models.

1 1 1 0 OA 家具写真集成

著者
洪洋社編集部 編
出版者
洪洋社
巻号頁・発行日
vol.第13, 1934

1 1 1 0 OA 家具写真集成

著者
洪洋社編集部 編
出版者
洪洋社
巻号頁・発行日
vol.第11, 1934
著者
小瀬古 茂樹 升井 洋至 小宮 孝志 Koseko Shigeki Masui Hironori Komiya Takashi
出版者
三重大学農学部
雑誌
三重大学農学部学術報告 (ISSN:04624408)
巻号頁・発行日
no.72, pp.p105-111, 1986-03
被引用文献数
3 or 0

醤油油の利用を目的としてその成分の検索を行った結果,TLCより8つ以上のスポットが検出され,それらを<special>F1,F2,F3およびF4</special>の区分に分離した。<special>F2</special>区分は<special>Rf値</special>の比較によりトリグリセリドが主成分であった。<special>F1</special>はGCにより5つの主な成分からなり,GC・MSによりそれらはパルミサン酸エチル,ステアリン酸エチル,オレイン酸エチル,リノール酸エチルおよびリノレン酸エチルであることを確認した。又醤油油中の脂肪酸エチルの含有割合は52%とかなり高い値を示し,それらの組成割合はそれぞれ,16.3%,2.5%,17.4%,58.0%および5.8%であった。<special>F3</special>区分はメチル化してGCで調べた結果,<special>F1</special>と同じ脂肪酸組成<special>(C16,C18,C18=1,C18=2,C18=3)</special>でその組成割合はそれぞれ9.4%,2.4%,22.1%,59.4%および6.7%であった。<special>F4</special>区分はセファデックスLH-20のゲルクロマトグラフィーにより醤油油の褐色色素成分を形成するもので抗酸化性と関連するものと考えられる。熟成1ヶ月から5ヶ月間の醤油諸味中の脂肪酸エチルの消長を見た結果,飽和脂肪酸エチルの組成割合が徐々に増加し,不飽和脂肪酸エチルの組成割合は徐々に減少した。For the purpose of using Shoyu oil, its components were investigated. As a result, more than 8 spots were detected by TLC and they were separated into <special>F1, F2, F3, and F4</special>, fractions on the basis of <special>Rf</special> value on TLC. The main components of <special>F2</special> fraction was determined to be triglyceride by <special>Rf</special> value on TLC. <special>F1</special> fraction was found to be composed of five main components by GC. They were identified as ethyl palmitate, ethyl stearate, ethlyl oleate, ethyl linolate, and ethyl linolenate by GC-MS. The ratio of ethyl fatty acids in Shoyu oil was relatively high value, 52%, and their component ratios were 16.3%, 2.5%, 17.4%, 58.0%, and 5.8%, respectively. By GC of <special>F3</special> methylester, <special>F3</special> has the same components of fatty acids <special>(C16, C18, C18=1, C18=2, C183)</special> as those of ethyl fatty acid of <special>F1</special>. Their ratios were 9.4%, 12.4%, 22.1%, 59.4%, and 6.7%, respectively. <special>F4</special> fraction may be considered to form brown colored materials of Shoyu oil by the gel-chromatography on Sephadex LH-20 and may be seen to be related to antioxidation of Shoyu oil. Change of the component ratio of the ethyl fatty acid in Shoyu-moromi by aging for five months was examined. As a result, the component ratio of saturated fatty acid ethyl ester increased slightly by aging, but that of unsaturated fatty acid ethyl ester decreaed slightly.
著者
阿部治
雑誌
ビオシテイ
巻号頁・発行日
vol.10, pp.2-17, 1997
被引用文献数
1 or 0
著者
今川 民雄
出版者
The Japanese Group Dynamics Association
雑誌
実験社会心理学研究 (ISSN:03877973)
巻号頁・発行日
vol.25, no.1, pp.1-6, 1985

本研究は, 好ましい他者の価値態度を認知する際, 仮定された類似性が実際の類似性よりも大きいという仮説を, 3種類の指標に基づいて検討すると同時に, 3種の指標間の関連についても検討した。<BR>被験者は大学生の男女50名づつ計100名である。価値態度はGordon &菊池 (1974) の個人的価値尺度 (KG-SPV) を用いた。実験は集団で行なわれ, 被験者は2部のKG-SPVテスト用紙に, 自己の価値態度と, 同じ大学内で最っとも好ましい同性の友人の価値態度についての推測を, 別々に記入した。<BR>結果は, (1) 個人内の相関係数に基づく指標, (2) 個人内の価値態度別の, 評定間の差の絶対値に基づく指標, (3) 価値態度別の全体の相関係数に基づく指標の3種の指標によって分析された。結果は次の通りである。<BR>1) 仮定された類似性が実際の類似性よりも大きいという仮説は, 3つの指標のいずれにおいても支持された。<BR>2) 3種の指標間の関連を検討したところ, 差の絶対値に基づく指標と全体の相関係数に基づく指標との間には密接な関連が見られた。しかし, 個人内の相関係数に基づく指標は, 他の2つの指標とは関連がみられなかった。
著者
石川 貞康
出版者
社団法人 日本写真学会
雑誌
日本写真学会誌 (ISSN:03695662)
巻号頁・発行日
vol.66, no.Suppliment1, pp.6-9, 2003-11-11 (Released:2011-08-11)
参考文献数
6

Silver halide crystals are the functional centers, in other words, the “engines”, of silver halide photographic materials. The process of manufacturing silver halide crystals comprises many technologies that control crystal size, shape, halide composition, and other essential aspects. With a focus on the manufacture of several silver halide crystals, development of recent technologies are reviewed and discussed.
著者
真部 真里子 陳 倪熏 陳 姿秀
出版者
日本調理科学会
巻号頁・発行日
2016 (Released:2016-08-28)

【目的】これまで、鰹だしのうま味以外の呈味物質に塩味増強効果があり、鰹だしのにおいとうま味には、塩味が弱くてもおいしく感じさせるおいしさ向上効果があることを明らかにしてきた。しかし、鰹だしは万人に好まれるわけではなく、中国では、魚臭く感じられ好まれないことが報告されている。そこで、本研究では、中国料理を食文化の基盤としつつ日本食も浸透している台湾において官能評価を実施し、鰹だしによる減塩効果が日本人にのみ有効なのかを検討した。【方法】台南市にある嘉南藥科大學保健栄養学科に所属する学生男女82名(男22名,女59名)を被験者とした。うま味強度を0.12%にそろえたMSG溶液、2%鰹だし、0.88%昆布-1.76%鰹節混合だしの3種類の試料について、塩分濃度を0.62、0.70、0.80、0.90、1.00%に調整したものを比較試料とし、それぞれ標準試料(0.80%NaCl溶液)と組にして提供して、被験者に、各組、より塩味が強いもの、塩味が好ましいものを回答してもらった。また、対照として、比較試料にもNaCl溶液を用いた条件でも同様に検査した。結果はプロビット分析と二項検定にて解析した。【結果】対照では、0.80%NaCl溶液に対する塩味等価濃度が0.81%となり、このパネルは塩味強度を適切判別できることが確認された。また、比較試料にMSG溶液を用いた場合は、塩味増強効果は認められなかった。しかし、鰹だしには顕著な塩味増強効果が認められ、混合だしもそれに準じる結果が得られた。すなわち、台湾人においても鰹だしは塩味増強効果を示すことが明らかになった。また、鰹だしと混合だしには、低塩味領域でおいしさ向上効果も認められた。この被験者は、全員が鰹節を知っており78%に摂食経験があった。このことが、本官能評価で鰹だしの減塩効果が認められた一因と考えられた。
著者
新谷 好正 伊東 雅基 井戸坂 弘之 中林 賢一 卯月 みつる 新谷 知久 早瀬 知 馬渕 正二
出版者
日本脳神経外科コングレス
雑誌
脳神経外科ジャーナル (ISSN:0917950X)
巻号頁・発行日
vol.23, no.11, pp.889-896, 2014 (Released:2014-11-25)
参考文献数
36

脳動脈瘤の開頭手術において, クリッピングのために瘤の減圧を要する場面に時折遭遇するが, 母血管の一時遮断が困難な例がみられる. そのような例に房室伝導を強力に抑制する作用をもつadenosine triphosphate (ATP) の急速静注による短時間の循環停止 (transient cardiac arrest : TCA) 法が有効である. 経験した全例において短時間の心停止に伴う動脈瘤の著明な減圧が得られ, 安全なクリッピングに大きく寄与した. 合併症はみられなかった. TCA法に習熟した麻酔科医との緊密な連携が不可欠であるが, 本法は母血管の一時遮断に並んで考慮すべききわめて有用な方法である.
著者
山口 剛史 中込 一之 宇田川 清司 高久 洋太郎 佐藤 長人 杣 知行 萩原 弘一 金澤 實 永田 眞
出版者
一般社団法人 日本アレルギー学会
雑誌
アレルギー (ISSN:00214884)
巻号頁・発行日
vol.58, no.6, pp.657-664, 2009-06-30 (Released:2017-02-10)
参考文献数
19

【背景】局所麻酔薬に対する副反応は,しばしば,局所麻酔薬アレルギーと診断されているが,これらのほとんどは非アレルギー性の機序によることが明らかとなっている.【方法】局所麻酔薬に対する副作用の既往があり,歯科治療を予定している20名に対し,リドカインなどの局所麻酔薬に対する,皮膚テスト(プリックテスト,皮内テスト)及び漸増皮下注射で行うチャレンジ・テストにより,局所麻酔薬アレルギーの有無について評価した.【結果】17名(85%)で,リドカインに対する即時型アレルギー反応が陰性であった.これらの症例では,同薬による局所麻酔が可能となった.一方,3名(15%)ではリドカインに対して陽性反応を示した(プリックテストで1名,皮下注射で2名).【結語】局所麻酔薬アレルギーが疑われた患者における,局所麻酔薬に対する即時型反応の頻度は少ないが稀ではないと考えられる.従って,局所麻酔薬アレルギーを確認する診断アプローチは,臨床的に重要であり,今後はより多くの集団を対象に検討する必要があると思われる.
著者
小澤 義博
出版者
獣医疫学会
雑誌
獣医疫学雑誌 (ISSN:13432583)
巻号頁・発行日
vol.17, no.2, pp.132-137, 2013-12-20 (Released:2014-07-01)
参考文献数
8

Rabies situation in different parts of the world is reviewed with emphasis on wildlife rabies. Measures required for the prevention and control of wildlife rabies are listed, and it is stressed that the Ministry of Environment should play a major role in planning and implementing programs related to surveillance and control of wildlife rabies. It is also suggested that veterinary schools and the wildlife research institutes in Japan could form a group to carry out various research and investigations on the subjects related to the surveillance and control of wildlife rabies both in Japan and in the neighboring countries.