著者
周 非 ZHOU Fei
出版者
都留文科大学
雑誌
都留文科大學研究紀要 (ISSN:02863774)
巻号頁・発行日
vol.82, pp.1-15, 2015

本論は川端康成の『雪国』の「語り」の問題に焦点を当て、『雪国』の語り方と「詩的精神」および「『話』らしい話のない小説」をキーワードとする芥川の晩年の芸術観との相関関係を論じたものである。その関係が解明されることによって、『雪国』の「語り」に隠されている川端の言語観も浮上し、『雪国』の「美」の問題は実は作品の語り方と深く関係するということも見えてくるだろう。
著者
菊地 裕幸
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.467, pp.20-21, 2009-03-13

フジテレビが開局50周年の記念番組として、ドラマ「黒部の太陽」を制作し、3月21日と22日に2夜連続で放映する。半世紀前の難工事、黒部川第四発電所の大町トンネル建設工事を舞台に繰り広げられる技術者たちとその家族の人間ドラマだ。主人公に扮する香取慎吾さんほか、豪華キャストが登場する。

1 1 1 0 OA 甲陽軍鑑

出版者
巻号頁・発行日
vol.巻第十一,
著者
戸川 成弘
出版者
富山大学経済学部
雑誌
富山大学紀要. 富大経済論集 (ISSN:02863642)
巻号頁・発行日
vol.40, no.1, pp.81-103, 1994-07

株式会社の定款に株式の譲渡につき取締役会の承認を要する旨の定めがある場合(商204条1項但書)に,取締役会の承認を得ないでなされた株式の譲渡は,会社に対する関係では効力が生じない,と解されており,後述する一部の学説1)を除いては,この点について異論を唱える学説はない。それでは,この場合に当該株式の譲渡人(株主名簿上の株主。以下同じ)はいかなる法的地位を有することになるのであろうか。すなわち,当該譲渡人は会社に対して株主としての地位を主張しうるのであろうか。取締役会の承認のない譲渡制限株式の譲渡をめぐる従来の学説の議論は,譲渡の当事者聞において譲渡の効力が生ずるか否かについての議論が中心であった。それに対し,この譲渡人の法的地位の問題は,この問題について最高裁判所が初めて判断を示した最高裁昭和63年3月15日判決2)以後論点として意識され,議論が行われるようになったものであり,比較的新しい問題であるといえる。本稿は,この問題について前稿後の議論を踏まえて再検討を加え,前稿の結論の論拠を補強するとともに,その作業の過程で,前稿では必ずしも明確にしていなかった筆者の考える相対説の見解を示すことにする。
著者
高島嘉右衛門 著
出版者
高島嘉右衛門
巻号頁・発行日
1886-11-01
著者
圓谷 勝男
出版者
東洋大学
雑誌
東洋法学 (ISSN:05640245)
巻号頁・発行日
vol.40, no.1, pp.59-96, 1996-07-20
著者
吉野 諒三 鄭 躍軍 朴 承根
出版者
日本行動計量学会
雑誌
行動計量学 (ISSN:03855481)
巻号頁・発行日
vol.30, no.1, pp.31-52, 2003 (Released:2006-07-03)
参考文献数
16

The main objective of this paper is to investigate East & South East Asian peoples' views on Japanese as represented in the response data of the Japanese census 1997-98 by the National Institute for Japanese Language. Firstly, we summarize the historical and social backgrounds of those 10 Asian countries under investigation, concerning their conditions of language learning. Secondly, we analyze their images on Japanese with respect to certain five linguistic dimensions as well as the relationships between their images about Japanese, Japan, and the Japanese. The result shows that these factors are closely related to each other. Thirdly, we show that most Asian countries expect their further advancement in the relationships with Japan in economy, but that this may not necessarily lead to the rapid increase of learners of Japanese. Finally, we suggest some possibility about the near future development of East & South East Asian zone.
著者
寺田 喜平 新妻 隆広 片岡 直樹 二木 芳人
出版者
Japanese Society of Environmental Infections
雑誌
環境感染 (ISSN:09183337)
巻号頁・発行日
vol.15, no.2, pp.173-177, 2000-05-18
被引用文献数
4

我国の看護学生における院内感染予防対策の現状と問題点を明らかにする目的で, 看護大学および短大140校においてアンケート調査を行った.34% (24/71校) の大学で看護学生が水痘, 流行性耳下腺炎, 麻疹, 風疹に, また2校で結核に感染していた.感染対策は既往歴やワクチン接種歴の報告が57%, 検査 (抗体, 便培養) が64%, 何もしていないが14%であった.抗体検査は93%がB型肝炎, 約30%が麻疹や水痘などに対し, また49%がツベルクリン反応を実施していた・抗体測定は感度の低いCF法などの実施例もあった.検査料金は大学の全額補助36%, 一部補助32%, 学生の全額負担28%で, 検査項目数が増加しても補助率はほぼ同じであった.ワクチンの接種勧奨は61%で行っていたが, 接種は本人まかせが56%で, 接種料金は全額補助14%, 一部補助29%であった.その補助費用は88%で大学が, 8%で大学後援会が出していた.問題点は現在の対策がB型肝炎中心で, 結核やウイルス感染に対する対策が遅れていた.また抗体測定法の選択に問題があった.検査料金やワクチン料金は少なくとも補助が必要で, またワクチン接種勧奨するだけでなぐ集団接種や場所, 時間など学生に便宜を計る必要があると考えられた.看護学生に対する院内感染防止には費用も含めた対策が必要である.
著者
Chang Hee Kwon Sung Ho Lee Jong-Young Lee Seungho Ryu Ki-Chul Sung
出版者
The Japanese Circulation Society
雑誌
Circulation Journal (ISSN:13469843)
巻号頁・発行日
pp.CJ-18-0748, (Released:2018-09-19)
参考文献数
44

Background: Increased serum uric acid is associated with prevalence and incidence of atrial fibrillation (AF), but there is a lack of studies on the association between serum uric acid and risk of AF in the general population. Methods and Results: We used the data from the Kangbuk Samsung Hospital health screening cohort recorded between 2002 and 2015. The primary outcome was incidence of AF diagnosed on 12-lead electrocardiography. We analyzed and compared the hazard ratios (HR) according to baseline serum uric acid quartiles. The present study involved 282,473 subjects without baseline AF. Mean follow-up was 5.4±3.6 years. During follow-up, AF was identified in 365 subjects (cumulative incidence, 0.13%). After multivariable adjustment, including that for C-reactive protein, the risk of AF was significantly higher in the upper 2 quartiles than in the lowest quartile in men (upper third quartile: adjusted HR, 1.53; 95% confidence interval [CI]: 1.11–2.89; highest quartile: HR, 1.60; 95% CI: 1.13–2.25). In women, even though AF incidence rate was very low (0.6 of 10,000 person-years), the risk of AF in the highest quartile was 6.93-fold that in the lowest quartile (95% CI: 1.53–31.29). Conclusions: Serum uric acid is significantly and positively associated with incident AF in the Korean general population.
著者
Hiroshi Akazawa
出版者
International Heart Journal Association
雑誌
International Heart Journal (ISSN:13492365)
巻号頁・発行日
vol.59, no.4, pp.680-682, 2018-07-31 (Released:2018-07-31)
参考文献数
23
著者
畑野 和広 中尾 朱美
出版者
公益社団法人 日本食品衛生学会
雑誌
食品衛生学雑誌 (ISSN:00156426)
巻号頁・発行日
vol.43, no.5, pp.267-272, 2002-10-25 (Released:2009-04-30)
参考文献数
13
被引用文献数
7 6

LC/MS/MSによる食品中のスクラロースの分析法について検討した.ODSカラムを用い,移動相は2 mmol/L酢酸アンモニウム-アセトニトリルを用いてグラジエント分析を行った.イオン化はエレクトロスプレーイオン化法を用い,ネガティブモードで行った.試料を水又はメタノールで抽出し,C18カートリッジによりクリーンアップを行った後,水で希釈し試験溶液とした.試料にスクラロースを100 μg/g添加したときの回収率は 88.1~96.7% で,5 μg/g添加したときの回収率は 92.7~98.5% であった.定量下限値は清涼飲料水,発泡酒,ヨーグルトが0.5 μg/gで,その他の食品が2.5 μg/gであった.本法を用いてスクラロースの使用表示がある43の市販食品について分析した結果,いずれの検体からも検出範囲3.8~481 μg/gで検出された.
著者
畑野 和広
出版者
公益社団法人 日本食品衛生学会
雑誌
食品衛生学雑誌 (ISSN:00156426)
巻号頁・発行日
vol.45, no.5, pp.239-244, 2004-10-25 (Released:2009-01-21)
参考文献数
18
被引用文献数
11 13

LC/MS/MSによる食品中のキノロン剤(エノキサシン,オフロキサシン,シプロフロキサシン,ダノフロキサシン,ロメフロキサシン,エンロフロキサシンおよびサラフロキサシン)の同時定量法について検討した.LC条件はODSカラムを用いて移動相にIPCC-MS3を添加しアセトニトリル-水系でグラジエント分析した.イオン化はエレクトロスプレーイオン化法によりポジティブモードで行った.試料の前処理は 0.2% ギ酸アセトニトリルで抽出しC18カートリッジを用いて精製した.各薬剤を10 ng/g添加した場合の回収率はおおむね 60% 以上で,検出限界はエノキサシンおよびシプロフロキサシンが2 ng/g,その他の薬剤が1 ng/gであった.本法を用いて牛筋肉20検体,豚筋肉7検体,鶏筋肉9検体,牛乳16検体,エビ19検体およびウナギ蒲焼き20検体について分析した結果,ウナギ蒲焼き9検体からエンロフロキサシンおよびその代謝物であるシプロフロキサシンがともにそれぞれ痕跡量~34 ng/g,痕跡量~10 ng/g検出された.
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.345, pp.30-35, 2004-02-13

長さ67mで,両端の幅が4.3mも変化する平面形状をもった拡幅桁を送り出し架設する工事。圏央道の本線と分岐部を一体にした桁で,重さは690t。土砂降りの雨で中断したものの,幅員の変化に追随できる「横移動装置」を初めて採用して延べ14時間で架設した。従来の架設方法だと,順調に進んでも二晩必要だった。

1 1 1 0 OA 元亨釋書 30巻

著者
師錬 撰
出版者
下村生蔵
巻号頁・発行日
vol.[10], 1605
著者
小西 友彦 赤木 浩一 畑野 和広
出版者
公益社団法人 日本食品衛生学会
雑誌
食品衛生学雑誌 (ISSN:00156426)
巻号頁・発行日
vol.49, no.4, pp.266-271, 2008-08-30 (Released:2008-09-11)
参考文献数
13
被引用文献数
3 4

LC/MS/MSによるヒト血清・尿中のヒヨスチアミンおよびスコポラミンの分析法について検討した.LC条件はODSカラムを用いて移動相に陽イオン分析用イオンペア試薬であるIPCC-MS3を添加し水-メタノール系でグラジエント分析した.イオン化はエレクトロスプレーイオン化ポジティブモードで行った.試料の前処理にはOasis HLBカートリッジおよびPSAカートリッジを用いた.血清・尿にヒヨスチアミンおよびスコポラミンを試料中濃度として0.2および10 ng/mLとなるように添加した場合の回収率は86.0~105%で,検出限界はいずれも0.02 ng/mLであった.本法を用いてチョウセンアサガオの喫食による中毒患者の血清4検体および尿3検体について分析した結果,血清からヒヨスチアミンおよびスコポラミンが0.45~3.5 ng/mL, 尿から170~670 ng/mLの範囲ですべての検体から検出された.
著者
Oda Hirotsugu Nakagawa Kenji Abe Junya Awaya Tomonari Funabiki Masahide Hijikata Atsushi Nishikomori Ryuta Funatsuka Makoto Ohshima Yusei Sugawara Yuji Yasumi Takahiro Kato Hiroki Shirai Tsuyoshi Ohara Osamu Fujita Takashi Heike Toshio
出版者
Elsevier Inc.
雑誌
American journal of human genetics (ISSN:15376605)
巻号頁・発行日
vol.95, no.1, pp.121-125, 2014-07-03
被引用文献数
64

アイカルディ・グチエール症候群の新規責任遺伝子IFIH1の同定. 京都大学プレスリリース. 2014-07-04.Aicardi-Goutières syndrome (AGS) is a rare, genetically determined early-onset progressive encephalopathy. To date, mutations in six genes have been identified as etiologic for AGS. Our Japanese nationwide AGS survey identified six AGS-affected individuals without a molecular diagnosis; we performed whole-exome sequencing on three of these individuals. After removal of the common polymorphisms found in SNP databases, we were able to identify IFIH1 heterozygous missense mutations in all three. In vitro functional analysis revealed that IFIH1 mutations increased type I interferon production, and the transcription of interferon-stimulated genes were elevated. IFIH1 encodes MDA5, and mutant MDA5 lacked ligand-specific responsiveness, similarly to the dominant Ifih1 mutation responsible for the SLE mouse model that results in type I interferon overproduction. This study suggests that the IFIH1 mutations are responsible for the AGS phenotype due to an excessive production of type I interferon.