著者
波戸 謙太 木野村 嘉則
出版者
一般社団法人 日本体育学会
巻号頁・発行日
pp.235_2, 2017 (Released:2018-02-15)

本研究は、野球初心者が全力投球を反復した際の球質の動態を明らかにすることで、その際に内在する諸問題について検討し、特にスピードトレーニングの投球練習における適正反復投球数について検討することを目的とした。実験試技は、野球初心者である男性2名に対して、屋内において捕手方向に各々の最大努力度によって、フォーシームの握りでストレートを投球させた。投球数は20球1セットとし、合計5セットの計100球の投球を行わせた。その結果、投球数の増加に伴い、ボール速度が減少した。その際、セット内における球速および回転数の変動が大きかった。さらに、野球経験者と比較すると、球速が低く回転数が少なかった。よって、野球初心者はボール速度を増大することに加え、回転数を増大させること、球質を安定させることもトレーニング課題となりえることが想定される。また、野球初心者では、21~40球目にボール速度の大きな減少がみられたことから、スピードトレーニングの投球数は20球までを適正反復回数の目安とすることで、より効率よく球速をはじめとした球質の向上への効果を期待できる可能性が示唆された。

5 5 5 0 OA 地球説略訳解

著者
リチャード・クオーターマン・ウェー 著
出版者
江藤喜兵衛
巻号頁・発行日
vol.巻1 亜細亜大洲図説, 1875
著者
樋浦 郷子
出版者
教育史学会
雑誌
日本の教育史学 (ISSN:03868982)
巻号頁・発行日
vol.49, pp.110-122, 2006-10-01 (Released:2017-06-01)

During the prewar era, many Japanese shrines were built in Japan's colonies, such as Korea and Taiwan. This paper examines the problem of forcing the local residents to go and pay homage to the shrines and to worship the Japanese imperial deities that were supposedly housed therein. The focus of this paper is how Chosen Jingu, built in 1925 and established as a highly-ranked shrine in the Japanese shrines hierarchy, and schools collaborated together to compel elementary school students to visit the shrine. In order to analyze this issue, this paper will examine the case of Kangakusai, one of Chosen Jingu's rituals. In Kangakusai, Chosen Jingu distributed moral training textbooks (Shushin) for first graders in almost all elementary schools in Keijo district, where Chosen Jingu was located. All of the students who received a textbook from the shrine had to go there in order to thank the imperial deities. This shows how shrine rituals like Kangakusai played an important role in the compulsion of students' worship at Chosen Jingu. Behind the enforcement of Kangakusai, one finds the leadership of the chief priests of Chosen Jingu, such as Takamatsu Shiro. In explaining what Takamatsu and other priests did, this paper demonstrates the active role played by shrine priests. They did not merely follow Japanese Government General directives but took a leading role at times in the enforcing the "Japanization" of Koreans. In addition, the mutual reinforcing relationship between shrines and schools enabled primary school students to be the most influenced sector of Korean society. In Japan, much research on colonial shrines focus on the compulsion of shrine worship from the late 1930s to 1945. However, this issue did not begin in the 1930s. This paper seeks to shed additional light on colonial shrine worship prior to the 1930s through an analysis of Kangakusai.
著者
若山 育郎 形井 秀一 山口 智 篠原 昭二 山下 仁 小松 秀人
出版者
一般社団法人 日本東洋医学会
雑誌
日本東洋医学雑誌 (ISSN:02874857)
巻号頁・発行日
vol.65, no.4, pp.321-333, 2014 (Released:2015-03-30)
参考文献数
26
被引用文献数
3 1

鍼灸は我が国の医療のなかで有効に活用されていない。鍼灸を本当の意味で国民のための医療とするにはどうすれば良いかについては,いくつか選択肢はあると思われるが,最も重要なのは現在の医療制度の中に鍼灸を取り入れ,鍼灸師が病院で活躍できる制度にすることである。病院で鍼灸を取り入れることにより,西洋医学が不得意としている疾患・症状に対して患者に対応することができる。また,医師との共同研究も可能となる。しかし,そのためには鍼灸師教育の質の向上が必須である。病院における鍼灸導入のメリットもきちんとデータで示していかねばならない。1981年,Acupuncture and Moxibution Therapist 制度(AMT 制度)という病院内で鍼灸師が活躍できる制度が提言されたことがあった。現在の我が国で,そのような制度を整備することはかなり困難と思われるが,国民の健康維持の方法の一つとして鍼灸を取り戻し,日本の医療をさらに発展させるには必要な制度であると考えている。
著者
塚本 まゆみ
出版者
田園調布学園大学
雑誌
人間文化研究 (ISSN:13477781)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.103-114, 2003-03-20

ハリウツド映画に登場した新しいタイプの行動的なヒロイン像の分析を通じて,性別役割分担論や女性の社会的地位に関する現実と理念の変容を読む。そこに現われた女性の自己決定への強い意志は,他方では身体を通じて表象されてきた「女性らしさ/男性らしさ」というジェンダー規範そのものの変容として表現されようとしており,そのような規範に対する根本的な疑問の出発点ともなり得るだろう。
著者
善積 京子
出版者
追手門学院大学
雑誌
追手門学院大学社会学部紀要 (ISSN:18813100)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.169-191, 2008

子どもの最善 / 共同養育権 / 養育規程 / 家族法事務所 / スウェーデン
著者
谷口 康浩
出版者
名古屋大学
雑誌
名古屋大学加速器質量分析計業績報告書
巻号頁・発行日
vol.16, pp.34-53, 2005-03

第17回名古屋大学タンデトロン加速器質量分析計シンポジウム平成16(2004)年度報告 Proceedings of the 17th symposiumon Researches Using the Tandetron AMS System at Nagoya University in 2004日時:平成17 (2005)年1月24日(月)、25日(火) 会場:名古屋大学シンポジオン Date:January 24th and 25th, 2005 Place:Nagoya University Symposion Hall
著者
榊原 研互
出版者
慶應義塾大学出版会
雑誌
三田商学研究 (ISSN:0544571X)
巻号頁・発行日
vol.51, no.4, pp.43-57, 2008-10

樫原正勝教授退官記念号論文自然科学の方法の社会科学への適用可能性をめぐっては,これまで多様な議論が展開されてきたが,近年経済学や社会学において注目を集めているのが,イギリスの哲学者バスカーが提唱する超越論的実在論である。これは実在論に依拠しつつ,これまで対立してきた実証主義(自然主義)と解釈学(反自然主義)を批判的に統合しようとする試みである。この立場は,経済学ではローソンによって主流派経済学に対する批判の道具として用いられ,経営学では野中らの「知識創造理論」の方法論的基礎としても用いられている。本稿では,この批判的実在論が社会科学に実りある展望をもたらすかどうか批判的に吟味される。
著者
永尾 光一
出版者
日本平滑筋学会
雑誌
Journal of smooth muscle research Japanese section (ISSN:13428152)
巻号頁・発行日
vol.9, no.2, pp.J37-J45, 2005-08-01 (Released:2010-07-21)
参考文献数
18

The mechanisms required for erection include nerve system, blood vascular system and endocrine system. Among them, the first two systems are especially important.The pelvic nerve accelerates erection.The hypogastric nerve suppresses erection and relates to ej aculation.Further, the NANC (non-adrenergic non-cholinergic) nervous system includ-ed in the cavernous nerve plays a key role in stimulating erection.Nitrogen monoxide (NO) is synthesized at the nerve ending.NO infiltrates the cavernous artery, spiral artery and smooth muscle and stimulates guanylate cyclase to produce cGMP from GTP.This cGMP combines to cGMP specific protein kinase to reduce the intracellular calcium concen-tration.Then, the cavernous artery, spiral artery and the smooth muscle of the trabeculae of corpus spongiosum are relaxed.The arterial blood flows into the sponge-like cavernous sinus to stimulate erection.

5 4 4 4 OA 3. 片頭痛

著者
中島 健二 竹島 多賀夫
出版者
一般社団法人 日本臨床薬理学会
雑誌
臨床薬理 (ISSN:03881601)
巻号頁・発行日
vol.36, no.6, pp.277-283, 2005-11-30 (Released:2010-06-28)
参考文献数
24
著者
是住 久美子
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.66, no.12, pp.615-618, 2016

<p>職場内自主学習グループ「ししょまろはん」は,業務では出来ないメンバーのアイデアをいくつか実現させてきた。「ししょまろはん」は,司書としての専門性を活かしつつ,みんなの役に立ち,自分たちも楽しんで取り組めるアイデアを出し合い,それを試すことが出来る場であり,正職員や非常勤職員の関係を越えて対等に意見を出し合える職場内のサードプレイスにもなっている。また,ウィキペディアタウンなどの外部のコミュニティ活動に司書として参加し,役割を果たすことで新たな図書館の可能性に気付くこともある。取り組みの一部は,外からの評価や中の理解を得て,業務として取り組むことができるものも出始めている。ボトムアップでやりたいことを仕事に近づける一つの方法として事例を紹介する。</p>