著者
小木曽 洋一
出版者
日本エアロゾル学会
雑誌
エアロゾル研究 (ISSN:09122834)
巻号頁・発行日
vol.9, no.3, pp.221-226, 1994-09-20 (Released:2010-08-27)
参考文献数
27
被引用文献数
0 or 1
著者
井上 雅 横山 光彦 石井 亜矢乃 渡辺 豊彦 大和 豊子 公文 裕巳
出版者
一般社団法人 日本東洋医学会
雑誌
日本東洋医学雑誌 (ISSN:02874857)
巻号頁・発行日
vol.62, no.3, pp.359-362, 2011 (Released:2011-09-15)
参考文献数
11

尿管結石の疝痛発作に対して芍薬甘草湯を投与し,その臨床的有用性を非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)と比較検討した。対象は尿管結石患者25名で,11名に対し芍薬甘草湯5.0gを内服させ,コントロール群として,14名にNSAIDsを内服させた。内服時,内服後15分,30分,60分にNRS(numerical rating scale)を用いて比較検討した。NRSは0点を全く痛みなし,10点を最も強い痛みとした。結果は芍薬甘草湯内服群では内服時NRSは6.7 ± 2.3点で,内服後15分で3.4 ± 3.5点と有意に軽減した。NSAIDs内服群では内服時8.3 ± 1.8点で,内服後15分では7.0 ± 1.9点と有意な鎮痛効果は認めたが,鎮痛効果は芍薬甘草湯の方が有意に優れていた。その他の時点においても同様の結果で,芍薬甘草湯は尿管結石の疝痛発作に対して即効性があり,NSAIDsよりも有意に鎮痛効果を認めた。
著者
錦織 宏
出版者
日本医学教育学会
雑誌
医学教育 (ISSN:03869644)
巻号頁・発行日
vol.43, no.4, pp.296-298, 2012-08-25 (Released:2014-01-09)
参考文献数
8
被引用文献数
2 or 0

6 6 6 0 OA 活文字

著者
鈴木力 (天眼子) , 佃信夫 (斗南) 著
出版者
博文堂
巻号頁・発行日
1893
著者
荒川 修
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.65, no.5, pp.224-227, 2017-05-20 (Released:2017-11-01)
参考文献数
4

我々日本人は,昔からフグに魅せられ,試行錯誤を繰り返しながら独自のフグ食文化を築いてきた。これに伴い,フグの毒テトロドトキシンに関する研究も日本を中心に進められ,大きな成果をあげてきた。本稿では,フグ毒の正体,フグ毒とそれを保有する生物との興味深い関係やフグを安全に安心して堪能するための工夫について,近年の研究成果を踏まえて簡単に紹介したい。
著者
高垣 敬一 村橋 邦康 岸本 圭永子 己野 綾 西野 光一 青木 豊明 曽和 融生
出版者
日本外科系連合学会
雑誌
日本外科系連合学会誌 (ISSN:03857883)
巻号頁・発行日
vol.35, no.2, pp.199-204, 2010 (Released:2011-04-25)
参考文献数
26
被引用文献数
2 or 0

経肛門的直腸異物は,性的嗜好などが原因で肛門から異物が挿入され,抜去不可能となったものである.われわれは平成18年~平成19年の2年間で5例の経肛門的異物を経験した.5例中2例は同一の患者であった.平均年齢は56.2歳(30~67歳),全て男性であった.主訴は5例とも異物摘出困難であった.挿入の動機は不明1例,自慰3例(2名),Sadomasochism(以下SM)行為1例であった.異物はプラスチック製の蓋,電動歯ブラシおよびスプーン,プラスチック製の洗剤容器が2例(同一患者),とうもろこしであった.診断はいずれの症例も腹部単純X線で確認出来た.摘出方法は無麻酔下経肛門的摘出1例,腰椎麻酔下経肛門的摘出3例,全身麻酔開腹下経肛門的摘出術1例であった.術後合併症は特に認められなかった.平均入院期間は5.4日(3~10日)であった.
著者
飽本 一裕
出版者
日本保健物理学会
雑誌
保健物理 (ISSN:03676110)
巻号頁・発行日
vol.49, no.1, pp.17-28, 2014 (Released:2015-02-26)
参考文献数
49
被引用文献数
1 or 0

In this report, several works on mainly resuspension and eolian transfer of radioactive cesium due to wind, which is one of the most effective transfer processes of previously deposited radioactive particulate materials, are introduced. First, the mechanisms of the resuspension of particulate matter by wind as well as resultant dust storms and wind erosion are surveyed. Next, the papers related to resuspension and eolian transfer of radioactive aerosols originally emitted by the Chernobyl nuclear accident are reviewed. The measured fallouts and radioactivity concentrations show annual cycles, and their peak periods depend on the measured regions. Finally, the works that analyze the related effects of the accident at the Fukushima Daiich Nuclear Power Plant are reviewed, and some issues to be focused and resolved are summarized.
著者
天野藤男 著
出版者
洛陽堂
巻号頁・発行日
1916
著者
Meiji Honda Akira Yamazaki Akira Kuwano-Yoshida Yusuke Kimura Katsushi Iwamoto
出版者
Meteorological Society of Japan
雑誌
SOLA (ISSN:13496476)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.259-264, 2016 (Released:2016-09-22)
参考文献数
17

Synoptic conditions causing an extreme snowfall event in the Kanto-Koshin district occurred on 14-15 February 2014 are investigated through a reanalysis data set. Associated with a developing cyclone passing the south coast of Japan, persistent snowfall exceeding more than 24 hours over the Kofu-Basin resulted in 112 cm snowfall at Kofu. Slow progress of the south-coast cyclone also contributed to the long snowfall duration. An anticyclone developed over the northern Japan (∼1032 hPa) also contributed to this extreme snowfall. This anticyclone brought warm and moist air inflow by southeasterlies forming moisture flux convergence over the Kanto-Koshin district on the morning of 14th when snowfall started in the Koshin district in spite that the south-coast cyclone was located to the south of Kyushu. Further, ageostrophic cold northerlies with high pressure extension from the anticyclone by “cold-air damming (CAD)” would suppress warming with the approaching south-coast cyclone and keep snowfall until the morning of 15th. In other four heavy snowfall events at Kofu, snowfall durations were almost 12 hours. Although anticyclone to the north and CAD were identified in each case, the moisture transport from the southeast was not evident and moisture flux convergence was not formed earlier.
著者
竹村 和久 吉川 肇子 藤井 聡
出版者
Sociotechnology Research Network
雑誌
社会技術研究論文集 (ISSN:13490184)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.12-20, 2004
被引用文献数
3 or 0

本論文では, 種々の社会的リスクについて議論するための意思決定論的枠組を提供する. 筆者らには, これまでの伝統的リスク解析研究者, リスク社会学者, 予防原則を擁護する人々の間では, 社会的リスクに関連する環境の不確実性をどのように把握して, 考察するかということに関して, 共通の認識枠組がないように思われる. 本論文では, 不確実性を, 意思決定主体の環境の構造によって分類して, これらの社会的リスクに関わる問題がどのようなものであるかを, 不確実性下の意思決定問題として検討する. また, 本論文で提案する理論枠組が, 今後の社会的安全のための技術の一過程としてのリスク評価にどのような応用的含意があり得るのか考察を行う.
著者
高橋 秀実
出版者
日本医科大学医学会
雑誌
日本医科大学医学会雑誌 (ISSN:13498975)
巻号頁・発行日
vol.13, no.3, pp.140-144, 2017-06-15 (Released:2017-07-20)
参考文献数
6
著者
鈴木 利雄 川治 健一 関口 理希 石川 智士 伊藤 智博 立花 和宏
出版者
科学・技術研究会
雑誌
科学・技術研究 (ISSN:21864942)
巻号頁・発行日
vol.5, no.1, pp.123-1128, 2016 (Released:2016-07-07)

関東大震災をきっかけに固定電話網の整備のためにダイヤル式電話機と自動交換機の技術のニーズは生まれ、黒電話が産声を上げた。終戦を経て高度成長期に黒電話の完成版600型が世に姿を表した。電電公社がダイヤル自動化100 %を目指す中、日本はオイルショックの狂乱物価に見舞われた。黒電話の製造コストを下げるため、完成されたと言われた黒電話600型をさらに改善することを余儀なくされた。山形大学工学部電気工学科を卒業して間もない鈴木を中心として山形県米沢市の田村電機で黒電話601A型ダイヤル開発が行われた。新しく開発された黒電話601A型は日本の家庭を電話で隅々までつないだといっていい。本稿はその開発の状況がいかがなものであったか時代背景とともに書き残すものである。
著者
藤山 雅美
出版者
社団法人 繊維学会
雑誌
繊維学会誌 (ISSN:00379875)
巻号頁・発行日
vol.66, no.2, pp.P_56-P_63, 2010 (Released:2010-04-10)
著者
岩田 修二
出版者
日本第四紀学会
雑誌
第四紀研究 (ISSN:04182642)
巻号頁・発行日
vol.53, no.6, pp.275-296, 2014-12-01 (Released:2015-07-23)
参考文献数
108

日本アルプスの氷河地形研究における転向点1(1940年)は,発見時代の多様な氷河地形を今村学郎がアルプス型氷河地形だけに限定した時点である.転向点2(1963年)は,空中写真判読による日本アルプス全域の氷河地形分布図を五百沢智也が発表した時点である.その後,日本アルプスの氷河地形研究は大きく進展したが,転向点3(2013年)は,「地すべり研究グループ」によって複数の氷河地形がランドスライド地形と認定された時点である.転向点3以後における日本アルプスの氷河地形研究の課題は:1.露頭での詳細調査による氷河堆積物とランドスライド堆積物との識別,2.白馬岳北方山域での氷河地形とランドスライド地形との峻別,3.白馬岳北方山域での山頂氷帽の証拠発見,4.剱岳の雪渓氷河や後立山連峰のトルキスタン型氷河がつくる氷河地形の解明である.つまり,急峻な山地での氷河による侵食・堆積作用とその結果できる地形を見直す必要がある.