出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1931, pp.74-76, 2018-03-05

野球選手の育成や、野球の楽しみ方にIT(情報技術)を活用する動きが広がっている。センサーで投球データを詳細に分析できるボールや、人間の能力を拡張する技術が登場。野球人口の減少を食い止め、少年少女を引きつける魅力を発信できるか。
著者
山本 泰智 山口 敦子
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第33回全国大会(2019)
巻号頁・発行日
pp.1K2J403, 2019 (Released:2019-06-01)

我々はUmaka-Yummy Dataという生命科学分野のLinked Dataを提供するSPARQLエンドポイントの評価システムを構築し、結果を公開している。その目的は、より良いLinked Data利用基盤を構築することであり、そのためには、Linked Data提供者と利用者の相互理解を促すことが必要と考えているからである。SPARQLエンドポイントの評価は稼働率など6つの観点から行い、100点満点の数値化したUmaka Scoreとしている。これまで3年間の運用を経験し、Linked Data提供者から様々な意見や質問を得ている。本論文ではこれらの意見や質問を議論し、上述のより良いLinked Data利用基盤を構築するために必要な事項をまとめた。その結果、Linked Data提供者と利用者の間の相互理解を促すのに先立ち、信頼できる評価を提供するために、Linked Data提供者と我々の間の信頼関係の構築が重要であることが分かった。
著者
森 義信
出版者
大妻女子大学
雑誌
大妻女子大学紀要. 社会情報系, 社会情報学研究 (ISSN:13417843)
巻号頁・発行日
vol.16, pp.129-148, 2007

紀元前2世紀末、北欧のゲルマン系譜族が南下し、ローマを脅かす動きを示したことは書誌学的に証明できる。より良い居住地を獲得するための第一次の南下と移動は、ローマ人に撃退され、ゲルマン人は所期の目的を果たせず、都市や農村を略奪して北へ戻っている。ただし、この際に捕えられたゲルマン人は小グループに分けられて北ガリアに屯田兵として入植させられた。この時期の北欧は,温暖化による海面上昇の時代にあり,北海沿岸の集落では防潮のため,さかんに盛り土がなされている。ゲルマン系諸族は、第二次移動期において、ローマ帝国の国境域や領内での土地占取に成功した。4世紀末のアルデンヌ高地、5世紀前半のボーデン潮周辺地域では,長期にわたる低温化と悪天候が生じていたと推定される。ボーデン湖畔のアレマン人は越境を開始し、北海沿岸の二つの集落の住民も離村し、この集落は廃村となっている。西ローマ帝国は、ゲルマン系譜族の移動によって,476年に終焉を迎えた。文書証拠のない時代の民族移動を跡付けることは、歴史家にとっては困難を極める。本稿は、ゲルマン民族の移動という歴史現象を,気象学上のデータとつきあわせ,前者の原因を気象変動に求めてみるという、一つの試論である。
著者
新開 明二 小西 陽一
出版者
社団法人 日本船舶海洋工学会
雑誌
西部造船会々報 91
巻号頁・発行日
pp.211-219, 1996-03-29 (Released:2018-03-01)
参考文献数
22

The authors discuss aesthetic and geometric considerations for the ship design. When reading histories of ships, it is easy to confirm that they have many elegant characteristics in shapes. However, papers discussed the aesthetics of ships are rarely to be seen in bibliographies of the naval architecture. This does not mean the naval architecture don't have the philosophy "a sense of the aesthetics". In fact aesthetic characteritics of new ship are always pointed out when introducing the design profile, and thorefore the authors guess that the design process involves a sense of the aesthetics. In order to prove their guess to be right, practical processes in relation to the aesthetics are extraced from the ship design procedure, and so the meaning of the aesthetics in the procedure is made to be clear by using the Golden Section and the Dynamic Symmetry. Finally, it is geometically examined whether the Dynamic Symmetry is applied to the planning of the profile (type) of ship.

2 0 0 0 OA 近世詩語玉屑

著者
渥見竹治郎 編
出版者
万笈閣
巻号頁・発行日
vol.上, 1878
著者
藁谷,哲也
出版者
日本地形学連合
雑誌
地形
巻号頁・発行日
vol.26, no.3, 2005-07-25

Weathering environment at two study sites of Angkor Wat were analysed together with mineralogical and physico-chemical behaviour of building stones of sandstone and laterite. In order to store the set of data of air temperature and relative humidity at intervals of 30 minutes, two data loggers were installed at Elephant gate (Site 1) and West causeway (Site 2), between 5 September 2000 and 10 September 2001. The results show that Site 1 had more severe temperature and humidity changes (-5℃/30min, 24%/30min in maximum) than Site 2 (-4℃/30min, 19%/30min). In addition, Site 1 had a high frequency of wetting and drying cycles (73 cycles) compared to Site 2 (6 cycles). These measurements argue that wet-dry alternation and salt efflorescence are major in exfoliation on sandstone surfaces at Elephant gate. The laterite composed of goethite, hematite, quartz and kaolinite has no swelling clay minerals. However, the laterite has small tensile strength (1.2 MPa) than the sandstone (3.5 MPa), as well as low durability for wet-dry repetition. It is recognized that slaking of the laterite due to fluctuation in water level at the moat has caused subsidence of West causeway.

2 0 0 0 OA 佩文韻府

著者
蔡升元 等編
出版者
吉川弘文館
巻号頁・発行日
vol.第1冊, 1908

2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1906年10月01日, 1906-10-01
著者
林 香奈
出版者
金沢大学外国語教育研究センター
雑誌
言語文化論叢 (ISSN:13427172)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.278-261, 2001-03-01

金沢大学外国語教育研究センター
著者
内田 宗志 中島 裕貴
出版者
学研メディカル秀潤社
巻号頁・発行日
pp.604-615, 2019-04-25

大腿骨寛骨臼インピンジメント(FAI)の診断指針に基づき,診断に必要な画像知識を自身の症例を提示して解説する.術後成績不良因子として高度の軟骨損傷を有する場合は,術前に高度の軟骨損傷を読み取ることが大切である.FAIの二次的変化として,os acetabuli, calcified deposit, herniation pitやlinear indentationなどを関節鏡と並べて提示する.FAIに対する関節鏡視下手術は最近5年間で飛躍的に進歩しており,最新の術式は低侵襲であり,満足度の高いものである.
著者
新見雄亮 狩野 均
雑誌
情報処理学会論文誌数理モデル化と応用(TOM) (ISSN:18827780)
巻号頁・発行日
vol.46, no.SIG17(TOM13), pp.122-130, 2005-12-15

本論文では,筑波大学学園祭の人員配置問題を例にあげ,ウイルス感染を用いた進化戦略による解法を紹介する.対象問題では,複数の学園祭実行委員に仕事を割り当てることが問題となるが,この割当ては強い制約を必ず満たす範囲内で弱い制約をできうる限り満たすことが重要となる.弱い制約を制約条件と部分解列挙型の制約に分類し,前者で仕事を多くの人に分散させ,後者で特定の人に仕事を集中させる.本論文は部分解列挙型の制約をウイルスとして定義し,進化戦略と組み合わせることで従来手法と比べて高速に実用的なスケジールが編成できることを示す.
著者
細田 絢 田嶌 誠一
出版者
一般社団法人 日本教育心理学会
雑誌
教育心理学研究 (ISSN:00215015)
巻号頁・発行日
vol.57, no.3, pp.309-323, 2009 (Released:2012-02-29)
参考文献数
50
被引用文献数
15 5

本研究の目的は中学生の自己肯定感, 他者肯定感と周囲からのソーシャルサポートとの関連を検討することであった。ソーシャルサポート内容として, 直接的にストレスには焦点を当てないが結果的に援助的な効果をもたらす共行動的サポートに焦点を当て, サポート源は父親, 母親, 友人, 教師の4者とし, 中学生305名を対象に調査を行った。サポート源とサポート内容の2点から検討した結果 (1) 自他への肯定感の高い中学生の方が両親からのサポート得点が高いこと, (2) 友人からのサポートは自己肯定感に関連していること, (3) 教師からの道具的サポートにおいて, 男子と女子では自己肯定感の高さによってサポート量の知覚に差があること, が明らかになった。全体として両親からのサポートの重要性と, サポート関係の性差が確認された。また教師以外のサポート源において自他への肯定感の高い中学生の方が共行動的サポートの得点が高く, 親子間や友人間での共行動的サポートの有効性が示された。加えて新たに, 父親による間接的なサポートの効果が示唆された。
著者
上村 順一
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.69, no.11, pp.516-522, 2019-11-01 (Released:2019-11-01)

国立情報学研究所は,前身である学術情報センター時代から電子図書館事業を行ってきた。冊子体の学術雑誌/研究紀要を裁断し,スキャナで電子化したのち,メタデータを付与して検索に供するものであった。運用当初は電子図書館サービス「NACSIS-ELS」として独立したサービスであったが,後年,検索を受け持つフロントエンドとして,学術コンテンツ・ポータル「GeNii(ジーニイ)」の一つの機能であるCiNii(サイニィ)と,コンテンツを保管しておくバックエンドとに分離する改変を行った。その後,文部科学省の施策として,バックエンド部分をJ-STAGEに移管し,CiNiiはCiNii Articlesに移行して,学術論文を検索するサービスに特化した。
著者
佐藤 裕也 華山 宣胤
雑誌
第77回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2015, no.1, pp.89-90, 2015-03-17

競馬の馬の着順予想についての研究はこれまでに多く行われ、様々な着順予想の方法が考案されてきた。しかし、これまでの研究で使われてきた着順予想の方法を筆者の持つ、JRAのデータに当てはめると、一部のレースでは着順予想の精度が高い予想ができるものの、全てのレースではあまり精度の高い予想が出来ないものが多いということが分かった。そこで、本研究では、馬のオッズや得票率を用いて着順の予想するハーヴィルの公式、馬券の得票率の不平等さを測るジニ係数等を用いて、競馬のレースを馬券の投票数が多い馬が上位に入賞するようないわゆる堅いレース、馬券の投票数が多い馬が上位に入賞しないいわゆる荒れるレースに分類を行う。