無辺光 (@mu_hen_ko)

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この二つの伝説が出会うのがまさに謡曲「富士山」です。 ちなみに「富士山」には世阿弥作の原作があったらしく、この時点ではおそらく女体神能として浅間大菩薩だけが登場し、火の御子は登場しませんでした。 富士山の祭神―赫夜姫・火の御子―の系譜 https://t.co/Fo8TrFBDrB
為兼では派手過ぎて、むしろワキが為兼でなければならない作品を作らざるを得なくなるでしょう。 西行はワキとして繰り返し登用されてきた人物です。 西行を中心に、著名人のワキの役割とは何か考えます。 https://t.co/uqOW8JqQaT
氷室守の神はなかなか珍妙な神ではあるものの、あんな人物やこんな人物も楽しんだ氷!その神!と考えると、この曲の立ち位置も少し変わって見えてくるのではないでしょうか。
世阿弥の時代には本来の曲舞の文化が廃れてしまっており、世阿弥は作中に残された曲舞を猿楽的演技の中でどう舞っていくべきか判断を委ねられることとなります。 申楽談義にある地獄の曲舞についての記述からは、世阿弥が定めた新たな舞い方が伺えます。 世阿弥の物まね論 https://t.co/oSQX9xAETd
道明寺天満宮にはこの大乗経を書写する際に使った夏水井が伝わります。 のちに大宰府に下向することとなった道真は道明寺におばの覚寿尼を訪ね、「なけばこそ~」の歌を詠みました。  「菅丞相」の詞章はこちらで読むことができます。 復曲能<菅丞相>の新演出について https://t.co/EuHsewpGxW
浮世絵の題材になったほか、明治になると鬼女紅葉の出生から討伐までをまとめた『北向山霊験記 戸隠山鬼女紅葉退治之伝』が刊行されました。 なかなかエキセントリックな内容で、術をつかう美しい娘が悪行の限りを尽くします。
力を宿す対象を拡充させていった「形見」。 その表現史上、最大の飛躍を遂げたのは源氏物語でした。 歌語の「形見」から物語の「形見」へ―源氏物語の「形見」前史― https://t.co/olxHiZNci4 『源氏物語』の「形見」―「別れた人の形見の物」から「亡き人の形見の人」へ― https://t.co/OOu4im18q5
力を宿す対象を拡充させていった「形見」。 その表現史上、最大の飛躍を遂げたのは源氏物語でした。 歌語の「形見」から物語の「形見」へ―源氏物語の「形見」前史― https://t.co/olxHiZNci4 『源氏物語』の「形見」―「別れた人の形見の物」から「亡き人の形見の人」へ― https://t.co/OOu4im18q5
新暦9月15日に執り行われている石清水祭の古い形を現在に伝えています。 謡曲の世界では華やかな「放生川」の陰で、排他的に土地を領有する根拠ともなった殺生禁断令のもと、地域社会から排除された「阿漕」「鵜飼」に見られる悲劇の主人公たちもいますね。 不殺生と放生会 https://t.co/GaU3gKVSOD
「同じ蓮」の概念は、どういう変遷をたどって敵同士であった敦盛と熊谷次郎直実に救済をもたらすに至ったのでしょうか。 「おなじ蓮に」考 https://t.co/OxTSM5Y7OQ
能には難解な曲もあるとは言え、さすがにシテが誰かもわからないということはそうそうないと思うんですが、「陀羅尼落葉」はシテの正体がはっきりせず、雲居の雁だという見方が通説となっていました。 現在では落葉の宮で落ち着いているようです。 「陀羅尼落葉」のシテ https://t.co/QoVuz8G90u
この寓話が出てくる元の文章を現代語訳で読むことができます。 現代語訳 荘子 雑篇三十二 列禦寇 https://t.co/lONLTOKwPT 開いたページの「河畔に家貧しくして蘆を織り~」からの「」内がそうです。
以下は「邯鄲」についての論文ですが、PDFの8ページに「鶴亀」の冒頭のアイの詞章が掲載されています。 このアイの詞章で語られるとおり、「鶴亀」の皇帝は玄宗皇帝です。 謡曲《邯鄲》小考 : 遊仙枕説話との関わりを中心に https://t.co/g2j63bls6w
盧生が邯鄲の枕に伏して見る夢の内容には、玄宗皇帝にまつわる『遊仙枕説話』『霓裳羽衣曲起源説話』が重ねられているのではないか?とする説です。 謡曲《邯鄲》小考 : 遊仙枕説話との関わりを中心に https://t.co/g2j63bls6w 謡曲「邯鄲」の枕が見せる夢の性格は、
同じことのようにみえるが、じつは次元を異にすることがらである」という指摘が、これまでの先入観を打破する光となるかもしれません。 https://t.co/7pYApL8oz9

1 0 0 0 OA 宝生流謡本

常磐なる〜の歌の表記はこちらを参考にしました。 https://t.co/3UqP2K0cCr
流儀を超えて完全な形で上演する取り組みが行われています。 詞章の全文も公開されています。 序盤から、現行形は「安易ともいえる縮約改悪版」ときっぱりdisられているんですが、でもその通りだなと。 完曲の方は本当に名作なんです。 能〈墨染櫻〉完曲の復興上演について https://t.co/UIMmKGut1y
おまけ。 昭和57年に上演された際の報告書に、アイの段の詞章が載っています。 内容の把握にお役立てください。 世阿弥本による<雲林院>試演の会報告 https://t.co/4gv0PXEMCn
@HOOD19302060 ありがとうございます。 まさにその時のそれです。 いろいろあたってはみたのですが、結局その時の報告書にほとんどのことが集約されていたというか、なんならアイの段の詞章も載っているし、内容の書き出しの際にも参考にしていました。 世阿弥本による<雲林院>試演の会報告 https://t.co/4gv0PXWVQv

8 0 0 0 OA <鶏龍田>考

「鶏竜田」を研究した貴重な論文を見つけました。 鶏がどうして竜田山で神鳥として扱われるに至ったかの真相となる、陰陽道の謎めいた祭祀「四角四境祭」についても知ることができます。 <鶏龍田>考 https://t.co/brrfAj9gS4
【菅丞相】 入手困難な「菅丞相」の上演詞章がこちらで全文公開されています。 「雷電」との読み比べにも役立つ内容です。 週末に大槻文藏先生の「菅丞相」の拝見が叶う方、予習できます。 復曲能<菅丞相>の新演出について https://t.co/EuHsewp8Io
三卑賤とも少しだけリンクするような、おもしろい論文を見つけました。 今昔物語集の説話を例に、殺生を罪とする仏教の教えと狩猟文化との間に、どんなすれ違いが起こっていたか考えます。 武士と狩り―殺生の罪の背後にあるもの https://t.co/iDAhMVwTnr

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初めての査読論文がJ-STAGEで公開されました。嬉しい。 紀行文にみる近世における歌枕「龍田」の風景の捉え方に関する研究.ランドスケープ研究(オンライン論文集)15巻 ,p8-20 https://t.co/wHTPBV0LG5

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