著者
松枝 宏明
出版者
一般社団法人 日本物理学会
雑誌
日本物理学会誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.65, no.6, pp.409-416, 2010
参考文献数
55

近年,密度行列繰り込み群(Density Matrix Renormalization Group,DMRG)から派生した数値計算法が急速に発展しつつある.この背景には「エンタングルメント」など量子情報理論からもたらされた視点が大きな役割を果たしている.これに伴い,量子系の実時間発展や二次元量子系などが効率的に取り扱われるようになってきており,固体物理学最前線の諸問題に対しブレークスルーをもたらすと注目を集めている.本稿ではこれらの現状について報告したい.

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密度行列繰り込み群の最近の話題 : テンソルネットワークに潜むエンタングルメント構造 https://t.co/1gAnF6eZVU
松枝(2011)「エンタングルメントで見る時空の幾何学構造とテンソル積波動関数」 https://t.co/phVljVRc8B (約100ページ!)それから、 https://t.co/eFeMlfh3TU や https://t.co/GanPI70PId あたりをまず読む。
「密度行列繰 り込 み 群の 最近 の 話題一 テ ン ソ ル ネ ッ トワ ー クに潜む エ ン タ ン グル メ ン ト構造」 2010年の物理学会の記事、この話題が、こんんなに古い時期からあったのを今更気付いた。 → https://t.co/mBDOiuF1ym
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「密度行列繰り込み群の最近の話題 : テンソルネットワークに潜むエンタングルメント構造」密度行列繰り込み群から派生した数値計算法が急速に発展しつつあるらしいが、その背景には量子情報の理論から得られた知見があると概要に書かれていた http://t.co/6XeoJuaNwj
テンソルネットワーク? http://t.co/XLp61XiAMl
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