著者
川井 直人 三島 修
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.25, no.1, pp.56-57, 1975

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著者
住吉 啓伸 吉岡 賢二 三島 修治 廣木 次郎 竜 彰 黒田 俊介 岩塚 良太 植島 大輔 水上 暁 林 達哉 木村 茂樹 松村 昭彦
出版者
公益財団法人 日本心臓財団
雑誌
心臓 (ISSN:05864488)
巻号頁・発行日
vol.52, no.3, pp.344-350, 2020-03-15 (Released:2021-04-23)
参考文献数
14

Paget-Schroetter症候群は特発性鎖骨下静脈血栓症および付随する静脈性胸郭出口症候群を特徴とした疾患である.当院で異なる治療方針を選択した2例のPaget-Schroetter症候群を経験した.2例ともに右鎖骨下静脈の血栓閉塞に伴う右上腕の浮腫および肺血栓塞栓症を認め,1例は患者の意思から直接経口抗凝固薬による保存加療を選択し,もう1例は右第一肋骨部分切除術,右鎖骨下静脈内血栓摘除術,右鎖骨下静脈形成術を施行した.両症例とも治療後経過は良好である.本疾患はワルファリンによる抗凝固療法では再発が多いことが報告されており,根治的な手術療法が第一選択と考えられるが,本保存加療例は抗凝固薬に直接経口抗凝固薬を用い,再発なく経過している.Paget-Schroetter症候群に対する直接経口抗凝固薬による保存加療に関する報告は乏しく,その有効性を今後検証してゆく必要があると考えられる.
著者
三島 修治 平林 耕一 清水 公裕 江口 隆 三浦 健太郎 松岡 峻一郎 濱中 一敏 原 大輔
出版者
信州大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2023-04-01

本研究では、主に肺腺癌に対する新たな治療戦略の一つとしての新規キメラ抗原受容体発現遺伝子改変T細胞療法(CAR-T療法)の開発を目的とします。私たちはすでに、このCAR-T細胞が新たに標的とする抗原を特定し、この標的に対して特異的に結合しうるタンパク質の遺伝子配列を複数同定しています。本研究では、肺腺癌の腫瘍細胞株を用いた実験に加え、マウスを使った動物実験により、この新規CAR-T細胞の有効性を検証します。
著者
高橋 祐輔 三島 修 北野 司久 三澤 賢治 牛山 俊樹
出版者
一般社団法人 日本呼吸器外科学会
雑誌
日本呼吸器外科学会雑誌 (ISSN:09190945)
巻号頁・発行日
vol.27, no.4, pp.435-439, 2013-05-15 (Released:2013-06-04)
参考文献数
10
被引用文献数
1 1

胸腔ドレーン抜去時には,創部を結紮したりフィルム剤を貼付したりと施設により方法は様々である.当院では胸腔ドレーン抜去時に縫合はせず,ハイドロコロイドドレッシングであるカラヤヘッシブTM(以下:カラヤ)を貼付しており,簡便で低侵襲であり創傷治癒の面から有用であると思われるため報告する.2010年1月から2011年10月まで当院呼吸器外科で手術を行い胸腔ドレーンを挿入した181人を対象とした.ドレーン抜去後にカラヤの交換が必要だった症例は9例であった.ドレーン抜去後に浸出液が多く創部を縫合閉鎖した症例が1例あった.再挿入は2例であったが,抜去の手技に問題はなく時期に問題があると思われた.以上の結果から,ほとんどの症例で,抜去に伴う問題はなく,当院におけるドレーン抜去の工夫は有用であると思われた.
著者
三島 修
出版者
日本高圧力学会
雑誌
高圧力の科学と技術 (ISSN:0917639X)
巻号頁・発行日
vol.13, no.2, pp.165-172, 2003 (Released:2003-09-24)
参考文献数
110
被引用文献数
4 3

Recent progress in the research in low-temperature liquid water and amorphous ices is reviewed. Polyamorphism in water is described as the key to understanding the puzzling properties of cold water. Polyamorphism is applied to other liquids under pressure and plays an important role in the study of liquids in general.
著者
三島 修
出版者
日本高圧力学会
雑誌
高圧力の科学と技術 (ISSN:0917639X)
巻号頁・発行日
vol.17, no.4, pp.352-356, 2007-11-20 (Released:2007-12-23)
参考文献数
21
被引用文献数
2 1

According to the liquid-liquid critical point hypothesis of water, liquid water separates into low- and high-density liquid phases at low temperature and high pressure, and these liquid phases become the known low- and high-density amorphous ices below their glass transition temperatures. An accumulation of experimental and theoretical results seems to support this hypothesis, and this hypothesis may virtually explain "the mysteries of water" including the density maximum at 277 K. Aqueous solutions and the confined water appear to be readily interpreted on the hypothesis.