著者
永田 雄之 中村 克彦
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第70回, no.人工知能と認知科学, pp.117-118, 2008-03-13
著者
金子 努 柴田 知久 中村 克彦
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.51, pp.207-208, 1995-09-20

コンピュータ囲碁において石のグループの死活を判定する問題はきわめて重要である.死活の判定を高速に行うためには,ゲームの木の探索によらず,個々の石とその接続に開する局所的な性質から決定する必要がある.このような方式としてBenson[1]による静的活き判定アルゴリズムが知られている.この報告では,グラフ理論的アプローチによる眼の個数の判定法について述べる.ある石のグループが生きるためには,一般にこれらの石が連結され,2眼をもつことが必要である.本方法では,連結したグループの石の個数および各石の隣接接続数などから簡単な算術演算により空所をもつループ(以下,空ループと呼ぶ)の個数を求めることができ,これから眼の個数が推定できる.
著者
藤野真矢 中村克彦
雑誌
第76回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, no.1, pp.433-434, 2014-03-11

Robocup2Dシミュレーションリーグでは,コンピュータ上の仮想的なフィールドでシミュレーションによるサッカーゲームが行われる.プレイヤのエージェントには,センターフォワードやサイドバックなどのポジションが与えられるが,これまで多くのチームでは基本的な動作パラメータはポジションごとに違いがなく同じであった.本研究では,遺伝的アルゴリズムを用いてポジションごとの動作パラメータの組み合わせを最適化することによってチームの性能向上を図る.
著者
山田 昌寛 中村 克彦
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第48回, no.人工知能及び認知科学, pp.205-206, 1994-03-07

論理プログラミングにはSLD融合にもとづく後向き推論による方式のほかに, 単位融合にもとづく前向き推論による方式があることが知られている. 後向き推論の方式は代表的な論理言語であるProlog, PARLOG, GHCなどに採用され広く使われているが, 前向き推論のアプローチは一般的な論理プログラミングの方式としてこれまであまり発展していない. しかし, この方式には大量のデータに対するデータ駆動型の計算を効率よく行えるという特長がある. この考えにもとづいて, われわれはデータ駆動型の前向き推論によって, reactive open systemを実現するような計算方式を提案し, このための並列論理型言語Monologを開発している. 本報告では並列論理型言語Monologの概要と, 代表的な探索問題である8クイーン問題のMonologによる計算方法とPrologのコンパイル法について報告する.
著者
細井 健太郎 坂元 紫穂子 中村 克彦
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.54, pp.173-174, 1997-03-12

われわれは, 超融合法 (hyper resolution)に基づく前向き推論による論理プログラミングの計算方式の研究を進めてきた. Prologに代表される多くの論理プログラムはSLD融合または後向き計算に基づくゴール駆動型計算モデルを採用しているが, 前向き推論に基づくアプローチは一般的な論理プログラミングとしてはあまり発展していない. しかし, Prologでは, 多くの言語のもつ配列や連想記憶の使用などのデータ構造がないため, 大量のデータの集合の処理を効率よく行ないにくい. また, ゴール駆動型の並列計算モデルは,共通の変数の代入による同期に多く依存しているため論理的な意味を多く失っているなどの問題点がある. われわれは, 前向き推論に基づく論理プログラミング言語Monologと処理システムを作成して, 広範囲の分野への応用をはかっている. 今回は, 効率の高い計算のために, 部分的マッチングの結果を2進探索木に格納する方法について述べる.
著者
坂下 聡 中村 克彦
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.45, pp.17-18, 1992-09-28

Mologは,単位融合にもとづくデータ駆動形並列計算のための言語である.Mologの計算モデルは,単位節集合の形式で与えられた入力データに規則を前向きに適用して新たな単位節を生成するデータ駆動形である.単位節と規則の間の融合は,非同期並列的に計算可能であり,SLDにもとづく論理プログラムの計算方法よりも並列度の高いシステムの実現が期待される.一方で,多重環境が必要となる.この計算では,単位節が各プロセスの参照するメモリ上に置かれ,また多数の変数環境が動的に管理される.この報告では,structure sharingを用いたMologのインプリメントについて述べる.
著者
山田 昌寛 中村 克彦
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.48, pp.205-206, 1994-03-07

論理プログラミングにはSLD融合にもとづく後向き推論による方式のほかに, 単位融合にもとづく前向き推論による方式があることが知られている. 後向き推論の方式は代表的な論理言語であるProlog, PARLOG, GHCなどに採用され広く使われているが, 前向き推論のアプローチは一般的な論理プログラミングの方式としてこれまであまり発展していない. しかし, この方式には大量のデータに対するデータ駆動型の計算を効率よく行えるという特長がある. この考えにもとづいて, われわれはデータ駆動型の前向き推論によって, reactive open systemを実現するような計算方式を提案し, このための並列論理型言語Monologを開発している. 本報告では並列論理型言語Monologの概要と, 代表的な探索問題である8クイーン問題のMonologによる計算方法とPrologのコンパイル法について報告する.