著者
小澤 冨士男 大野 新 小林 汎 篠塚 明彦 丸浜 昭 宮崎 章 吉田 俊弘
出版者
筑波大学附属駒場中・高等学校研究部
雑誌
筑波大学附属駒場論集 (ISSN:13470817)
巻号頁・発行日
vol.40, pp.23-33, 2001-03

日露戦争後の日本と世界の関わりをあつかった授業の紹介である。日露戦争における日本勝利が各地の民族独立運動に大きな影響を与えたことを導入として、ベトナムの「東遊運動」とそれに対するフランス政府の要求、日本政府の対応を取り上げた。日本と帝国主義の世界体制の関わりをとらえることをねらいとしている。後半には、この授業をどのような問題意識にもとづいて構想し、何をねらいとしたか、その成果と課題をどう受けとめているかを記した。
著者
石井 正己 大道 明 合田 浩二 曽根 睦子 高橋 宏和 濱本 悟志 丸浜 昭
出版者
筑波大学
雑誌
研究報告 (ISSN:10091860)
巻号頁・発行日
vol.30, pp.181-217, 1991

本校では、ここ3~4年生徒の問題行動が以前に比べて増加してきた。その多くは成長過程における一過性のもので、それほど根が深いとは思われないが、懸念されるのは、暴力行為と累犯の増加とである。従来、問題行動に対する対処の方法として、自宅謹慎等の「処罰」と担任(団)を中心とする生活指導を行ってきた。 ...