著者
八城 年伸
雑誌
情報教育シンポジウム論文集
巻号頁・発行日
vol.2021, pp.53-60, 2021-08-21

COVID-19 によるオンライン授業においては,授業をする側,受ける側の双方が不慣れなため,様々な問題が生じた.その中には,授業をする側のちょっとした工夫で,大きく改善できたものもあると考えられる.中でもノイズの低減や講義内容の提示方法については,受講の快適さや理解度に大きく関わることから,YouTube 等の解説動画で用いられる「ゆっくり解説」の手法により改善を図った.コンテンツの作成に多大な手間がかかるため,手間に見合う効果が得られたのかについては疑問が残るが,その一方で幾つかの知見が得られた.
著者
八城 年伸
雑誌
第84回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2022, no.1, pp.493-494, 2022-02-17

COVID-19対策のオンライン授業において、筆者は「ゆっくり解説」の手法を用いたオンライン教材を作成し、講義を実施した。講義に対する受講生の評価は、発声がより自然であれば、合成音声を用いたコンテンツを受け入れやすくなるとするものであった。これらの試行の報告に対して、音声合成エンジンにAmazon Pollyを使用してみては、との提案が寄せられた。音声合成エンジンの違いが、オンライン授業コンテンツに対する受講生の評価に、どのように表れるのか報告する。
著者
八城 年伸
雑誌
第83回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2021, no.1, pp.381-382, 2021-03-04

新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止のため、多くの教育機関において講義のオンラインによる実施が急務となった。限られた準備期間の中で、様々な工夫で実施されたオンライン講義であったが、学生の反応は同情的な意見がある一方で、声が聞き取りにくい、板書が見えにくい、など芳しくない意見も少なくない。筆者はかねてより自身の講義における感触から、加えて資料の配付と板書に要する時間も問題になると考えた。これらの問題を解決するため、ゆっくりムービーメーカーを用いたボイスロイドによるオンライン講義コンテンツを作成したが、その過程で様々な問題に直面した。そうした諸問題の報告と、解決への考察をまとめる。
著者
八城 年伸
雑誌
第83回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2021, no.1, pp.381-382, 2021-03-04

新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止のため、多くの教育機関において講義のオンラインによる実施が急務となった。限られた準備期間の中で、様々な工夫で実施されたオンライン講義であったが、学生の反応は同情的な意見がある一方で、声が聞き取りにくい、板書が見えにくい、など芳しくない意見も少なくない。筆者はかねてより自身の講義における感触から、加えて資料の配付と板書に要する時間も問題になると考えた。これらの問題を解決するため、ゆっくりムービーメーカーを用いたボイスロイドによるオンライン講義コンテンツを作成したが、その過程で様々な問題に直面した。そうした諸問題の報告と、解決への考察をまとめる。
著者
八城年伸
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, no.1, pp.465-467, 2011-03-02

近年の就職活動においては、就職情報サイトや企業ごとの採用情報サイトの利用が一般的である。これらのサイトを利用するためのユーザアカウントは、使用期間の短い、使い捨てに近いものであり、2010年3月卒業の文系女子大学生においては、一人平均で52件に達するとの推計が得られた。市販の就活ノートにはアカウント情報をメモするためのページがあり、初期パスワードのまま使い続けられる使い捨てのアカウントがメモされている。こうした現実は、一時的にでもセキュリティに対する意識を低下させることが考えられる。就職活動用のアカウントの現状について報告すると共に、問題提議をするものである。