- 著者
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八城 年伸
- 雑誌
- 情報教育シンポジウム論文集
- 巻号頁・発行日
- vol.2021, pp.53-60, 2021-08-21
COVID-19 によるオンライン授業においては,授業をする側,受ける側の双方が不慣れなため,様々な問題が生じた.その中には,授業をする側のちょっとした工夫で,大きく改善できたものもあると考えられる.中でもノイズの低減や講義内容の提示方法については,受講の快適さや理解度に大きく関わることから,YouTube 等の解説動画で用いられる「ゆっくり解説」の手法により改善を図った.コンテンツの作成に多大な手間がかかるため,手間に見合う効果が得られたのかについては疑問が残るが,その一方で幾つかの知見が得られた.