著者
兼子 明日華 北野 彩佳 坂田 陽子
出版者
日本デジタル教科書学会
雑誌
日本デジタル教科書学会発表予稿集
巻号頁・発行日
vol.8, pp.95-96, 2019

<p> 本研究の目的は,タブレット画面に表示される教材(絵本)のページ数の違いが,幼児の文章理解に影響を及ぼすか検討することであった。画面に1画面だけ提示する「1ページ条件」と紙の本のように見開きで2ページ提示する「2ページ条件」を設けた。保育園の年少群(3-4歳),年長群(5-6歳)を対象にタブレットPCを用いて絵本の読み聞かせを行い,その後絵本の内容に関するエピソード記憶課題を行った。その結果,年少群においては提示ページ数の違いによる記憶成績の差はなかったが,年長群において1ページ条件のほうが2ページ条件よりも成績が有意に高いことが分かった。年齢群間の差は,選択的注意能力の発達から考察された。</p>
著者
西村 剛 ヘルブスト クリスチャン 香田 啓貴 國枝 匠 鈴木 樹理 兼子 明久 ガルシア マキシム 徳田 功 フィッチ W・テカムセ
出版者
日本霊長類学会
雑誌
霊長類研究 Supplement
巻号頁・発行日
vol.34, pp.53, 2018

<p>ニホンザルを含むマカクザルでは,音声行動の研究が精力的に行われており,多様な音声レパートリーが知られている。しかし,その発声メカニズムに関する知見は技術的限界により限られていた。本研究は,声帯振動の様態を声帯を通過する電流の変化により非侵襲的に観測する声門電図(EGG)を用いて,生体の音声条件付けおよび摘出喉頭の吹鳴実験により,音声の多様性をうむ発声メカニズムを明らかにした。生体からは,coo,glow,chirp発声中の計測に成功し,それぞれのEGG信号の特徴を明らかにした。摘出喉頭による実験により,その特徴を生じさせる発声運動を明らかにした。これら3つの音声の声帯振動は,声帯の内外転および呼気流の強弱により調整されており,ごくわずかな変化によって異なる音声タイプへと遷移することを示した。また,その声帯振動は,おおよそヒトの7歳児でみられるものに類似した。これらの結果は,ヒトを含む霊長類における発声メカニズムの共通性を示すとともに,サル類でも発声運動をわずかに変化させるだけで,大きく異なる音声タイプを作り出せることを示した。一方,ヒトとの相異もみられた。吹鳴実験では,マカクザルでは,声帯と同時に仮声帯も振動させている可能性を示した。それにより,音声の基本周波数を大きく下げる効果があることが示された。ヒトと異なり,喉頭室が発達したサル類では,前庭ヒダの自由度が高く,仮声帯も容易に振動し得ると考えられる。本研究は,科研費(#16H04848,西村; #17H06380, #18H03503,香田),APART(Herbst)の支援を受けた。</p>
著者
兼子 明美
出版者
一般社団法人日本PDA製薬学会
雑誌
日本PDA学術誌 GMPとバリデーション (ISSN:13444891)
巻号頁・発行日
vol.4, no.1, pp.52-55, 2002 (Released:2006-07-28)

Requirements regarding electronic records and signatures were published in the United States Federal Register 21 CFR Part 11 in August 1997. These requirements regulate the control of records and signatures and associated security issues in order to respond to the movement towards paperless systems. In the QC lab, printouts from analytical equipment are often treated as raw data and especially for analytical equipment which are computer controlled, where the output is received via electronic media, compliance with the requirements of 21 CFR Part 11 is required to assure the output results. Taking QC lab circumstances into account and aiming towards compliance with 21 CFR Part 11, the preparations and planning, items for investigation and audit preparations are considered.