著者
前橋 明
出版者
Okayama Medical Association
雑誌
岡山医学会雑誌 (ISSN:00301558)
巻号頁・発行日
vol.102, no.11-12, pp.1229-1239, 1990 (Released:2009-03-30)
参考文献数
15

In order to determine the effects of physical loading on the health status of children who attend swimming classes, subjective and objective changes caused by exercise were studied. In addition, this study also attempts to understand the place of outdoor exercise in daily life and to grasp fundamental problems of health care for children.In my investigation, 43 children exercised in a swimming pool for 75 minutes, and subjective symptoms of fatigue, flicker fusion values, and excretion of uninary protein before and after swimming were analyzed.The results revealed that so-called Group I and III subjective symptoms of fatigue were increased after swimming as compared with before suggesting that physical and nervous symptoms were induced by swimming. However, Group II symptoms, i.e. psychological complaints, were decreased, compared with before swimming.Second, flicker fusion values for the whole sample before and after physical loading were not changed by exercise, though swimming tended to decrease flicker fusion values in boys (p<0.05). On the other hand, the flicker fusion value tended to increase in girls (p<0.05).Third, the excretion of urine per hour was increased (p<0.05) after swimming in an exercise-dependent manner, though the specific gravity of urine significantly decreased (p<0.01).Finally, urinary pH tended to decrease in boys but did not change in girls after swimming, and the concentration of urinary protein was significantly lower after swimming (p<0.01).
著者
前橋 明 浅川 和美 佐野 裕子 泉 秀生 松尾 瑞穂 長谷川 大
出版者
早稲田大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2012-04-01

2012年度から2014年度の3年間で、述べ25県の幼稚園に通う3歳~6歳児15,575名、1都1府35県の保育園に通う1歳~6歳児41,797名の生活習慣調査を実施し、結果の返却と、希望の保護者には個人健康カードを作成して配布した。また、各地の行政や教育委員会と連携し、2012年は、18地域で延べ22回、2013年は、34地域で延べ70回、2014年は、24地域で延べ79回の健康づくり理論普及の講演会や、生活リズム向上のための運動指導などを展開した。生活習慣調査と講演会開催担当者358名を対象に、実践に対する評価を調査た結果、子どもたちの生活リズムが改善し、元気になったと回答が寄せられた
著者
前橋 明朗 Akira Maehashi 作新学院大学総合政策学部 SAKUSHIN GAKUIN UNIVERSITY
雑誌
作新総合政策研究 = Sakushin Policy Studies (ISSN:18807607)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.79-96, 2008-03-01

筆者が担当する専門ゼミナールの学生9名が栃木県那須烏山市において、空き店舗を利用したチャレンジ・ショップ(喫茶店)を長期にわたり経営した。結果として、地産地消、コミュニティ・ビジネス創出(地元住民への事業引継)、ひいては中心市街地の活性化(地域貢献)などの観点から学生コミュニティ・ビジネスのモデル事例として一定の評価を得た。本論文では、彼らの活動経過の精査を通して、大学生が地域において主体的に活動するには、どのような条件が必要かについての考察を行っている。
著者
前橋 明 浅川 和美 石井 浩子 本保 恭子 奥富 庸一 長谷 川大 松尾 瑞穂 泉 秀生
出版者
早稲田大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2008

全国的な生活調査や体力・運動能力測定の実施から、子どもたちの抱える心やからだの問題点を見いだし、それらを改善するための計画を立案してきた。そして、調査・測定地の行政(教育委員会、子ども支援課など)や教育・保育・体育の関連団体(保育士会や幼稚園連盟など)と連携し、健康づくりのための実施可能な対策を立てて実行に移してきた。中でも、(1)子どもの個別の生活と健康実態が診断できるシステムや、(2)データ分析を通して育まれた基本的な健康づくりの考え方(近年の問題発現に関する理論)、および、(3)健康づくり運動を実践・普及するシステムを構築した。
著者
佐野 裕子 前橋 明
出版者
仙台白百合女子大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

本研究では、家庭的保育を受ける0歳~2歳児698名を対象に、子どもの生活実態を調査し、生活課題を分析することを目的とした。その結果、2歳児については、就寝時刻が21時15分、睡眠時間は9時間45分、起床時刻は7時1分で、夜型の生活習慣であったが、10時間以上の睡眠は46%、毎朝の排便は24%、朝、機嫌の良く起きられるが72%おり、健康的な生活が送られていることが示唆された。これは、起床から家を出るまでの時間が1時間25分あり、ゆとり時間があったことが推察された。
著者
前橋 明 宗高 弘子
出版者
日本保育学会
雑誌
日本保育学会大会研究論文集
巻号頁・発行日
no.42, pp.364-365, 1989-05-10