著者
安田 光孝 前田 真人
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告エンタテインメントコンピューティング(EC) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2014, no.12, pp.1-6, 2014-05-30

北海道情報大学では 2014 年度より,新 1・2 年生の全学生を対象に 900 台の iPad を貸与した.これにより中・大教室での座学講義でも全受講生が iPad を利用できるようになる.この状況を受けて,2011 年に開発したクローズド型の教室内リアルタイムコミュニケーションツール 「Kaiwa」 をこの 3 年間のデータをもとに再度分析した.評価の結果,講義で Kaiwa を利用することは,講義の面白さや講義への参加意識向上に有効であることがわかった.今後,iPad と Kaiwa の活用によって,中・大教室においても学生同士の知識や意見の共有がリアルタイムに行われ,教員・学生間での縦横のコミュニケーションが活性化する可能性がある.In 2014, Hokkaido Information University (HIU) starts lending 900 iPad to all the student of freshmen and sophomores. This will enable all of them to use iPad especially in the large class room lectures. For this situation, we re-evaluated "Kaiwa", a closed micro-blog system developed by ourselves in 2011. The evaluation based on questionnaires and morphological analysis of "Kaiwa" indicated reasonable effectiveness for activating in-class communication. By utilizing iPad and "Kaiwa", the communication between teacher and students would be activated in the large class room.
著者
堀口 秀嗣 井口 磯夫 安達 一寿 荒 義明 小林 裕光 前田 真人 本郷 健
出版者
日本教育情報学会
雑誌
年会論文集
巻号頁・発行日
no.23, pp.174-175, 2007-08-20

eラーニングは現在、企業や高等教育で積極的に導入されている。しかし、小中高校では積極的に導入することを検討している学校は少ない。その理由を考察するとともに、その目的に合うe-Learningシステムとして開発した。その考え方や機能の代表的な部分を紹介する。