著者
北方 雅人
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1378, pp.102-107, 2007-02-12

宮崎県延岡市の片岡繁雄さん(58歳)は、高校生の時、同級生とグループサウンズのバンドを組んでいた。パートはボーカルとリズムギターで、校内ではちょっとした人気者だったが、地元のラジオ番組に呼ばれて演奏したことが学校に知れ、自宅謹慎を命じられた。
著者
北方 雅人
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.278, pp.104-107, 2007-11

青果物を大きさや品質によって選別する選果機の最大手。高い技術力で業界をけん引してきた。「お家騒動」で創業家が退き、メーンバンクから社長が3代にわたって送り込まれる。市場縮小の中、売り上げの確保を優先し、リストラやコスト削減が後手に回った。監査法人の交代がきっかけで不明朗な在庫評価が発覚し、既に瀕死状態だった会社を直撃した。
著者
北方 雅人
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.302, pp.124-129, 2001-07

大阪・ミナミにある串揚げ店「串三昧 Wasabi」は、今木貴子店長を含め、3人のスタッフ全員が女性。店内は女性らしい心遣いで溢れているが、中でもお客に好評なのは季節感たっぷりの箸置きだ。下の写真のように、梅雨の時期なら、あじさいの花や鳴子百合(なるこゆり)の葉を使うなど、季節の草花を選んでいる。
著者
北方 雅人
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.325, pp.78-82, 2003-03

怪しい。煙突らしき物体が、店からニョッキリ伸びている。根元をたどると、陶芸用の窯がデンとあった。ダイニングバーに陶芸? その関係が分からぬまま扉を開けると、ハーレー・ダビッドソンの大型バイクが出迎えてくれた。右手には、白布ですっぽり覆われたエキゾチックな客席が見える。 赤くて暗い照明の中を縫うように歩く。目に入る物すべてが面白い。
著者
北方 雅人
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.336, pp.42-48, 2003-12

このところ、早い時間帯の集客に悩む飲食店が多い。消費者の外食時間が変化した上、「ハッピーアワー」の効果も薄れたからだ。早い時間帯にお客に来てもらうには、魅力を感じさせる新たな手法を考えることが急務。お客の隠れたニーズに応える有効な集客法を考えよう。(文:北方 雅人) 平日夜の外食時間が遅くなっている。それは特に会社員に顕著だ。
著者
北方 雅人
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.271, pp.38-41, 2007-04

創業者精神を凝縮したものが社訓(社是)や家訓だ。創業者の血が流れるファミリー企業には社訓や家訓を通して脈々と創業の心が息づいている。それがファミリーと社内に求心力やロマンをもたらす。取材・文◎北方雅人「愛と誠心(まごころ)と感謝を込めて、お客様に愛される不二家になりましょう」。これは、消費期限切れの原料使用が発覚した不二家の社訓だ。
著者
北方 雅人
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.281, pp.66-69, 2008-02

住宅業界一筋。工務店で長年、積算業務を担当してきた。43歳で独立し、「反常識」の注文住宅メーカーを目指す。価格に透明性を持たせ、大手の2割安で販売。拙速な拡大に走らず、堅実に独自の地歩を築く。文◎北方雅人 写真◎菊池一郎上場初日は売り注文が殺到して値が付かず、翌日付いた初値も公募・売り出し価格を33%下回り、2007年のワースト記録。
著者
北方 雅人
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.322, pp.94-97, 2002-12

讃岐うどん店「はなまるうどん」が快進撃を始めた。「かけうどん」で14秒、その他のうどんは25〜30秒で出すという、セルフサービスのファストフード店として、今年9月に関東進出1号店となる渋谷公園通り店(東京都渋谷区)をオープン。60席の店に、平日で2000人、週末には、1日2500人が殺到するという人気ぶりだ。 讃岐うどんの本場、高松市で1号店を出したのが2000年5月。
著者
大塚 久美子 北方 雅人 久保 俊介
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.392, pp.34-43, 2017-05

──45億円の赤字転落を受け、事業承継後、大塚社長が進めてきた改革は間違いだったのではないかという声が挙がっています。今日は、プロキシファイト(委任状争奪戦)に隠れた事業の実態を浮き彫りにしたい。そもそも、大塚家具のビジネスモデルに危険な兆候…
著者
北方 雅人
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.273, pp.96-99, 2007-06

老舗塗料メーカーが多大な開発費を投じて、新塗料を開発した。開発は成功したが需要は伸びず、赤字が続いて債務超過に陥る。苦しい資金繰りが続き、仕入先を巻き込んで融通手形に手を出した。融通手形は雪だるま式に膨れ、そして仕入先ともども倒れた。