- 著者
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山根 拓
中西 僚太郎
岡島 建
河野 敬一
川崎 俊郎
天野 宏司
品田 光春
- 出版者
- 富山大学
- 雑誌
- 基盤研究(B)
- 巻号頁・発行日
- 2005
明治期から戦前期までの近代期のわが国における公権力が, どのように国土空間を認識していたのかという問題について, 研究代表者・分担者が各々の視角・アプローチから考察した。「公権力」の範疇には, 大久保利通や黒田清隆のような公権力者個人, 帝国議会や官僚集団のような権力的集合体, 地方権力者等, 多様なものが含まれる。それぞれが国土空間の各場所をいかに把捉し, 現実の政策にいかに関与したかが, 各時代に関して解明された。