著者
牧島 一夫 中澤 知洋 平賀 純子 稲田 直久 国分 紀秀 児玉 忠恭 松下 恭子 国分 紀秀 川原田 円 児玉 忠恭 松下 恭子
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(S)
巻号頁・発行日
2006

本研究の目的は、「銀河が銀河団プラズマ中を運動するさい、両者は強く相互作用し、銀河のエネルギーがプラズマへ受け渡され、銀河は落下するはず」という仮説を検証することである。X線衛星「すざく」などで観測を行なった結果、銀河団の中心では大規模な磁気構造が存在し、条件によりプラズマ加熱が起きていることを発見した。また可視光データとの比較により、宇宙年齢かけて実際に銀河が中心に落下してきた徴候も得た。
著者
国分 紀秀 中澤 知洋 渡辺 伸
出版者
独立行政法人宇宙航空研究開発機構
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2009

ガンマ線を用いた天体観測における観測限界感度を大幅に引き上げ、新世代のラインガンマ線天文学を開拓するため、ガンマ線を集光することが可能なガンマ線レンズの開発と、集光したガンマ線を高感度で観測する検出器の開発を行った。ガンマ線レンズの試作機を用いた基礎特性の測定と、人工衛星搭載用焦点面検出器のプロトタイプの開発を行い、性能実証を行うことが出来た。

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著者
国分 紀秀 村島 未生 松本 良
出版者
東京大学大学院理学系研究科・理学部
雑誌
東京大学理学系研究科・理学部ニュース
巻号頁・発行日
vol.38, no.1, pp.6-7, 2006-05

「すざく」衛星がとらえた炭素の合成と放出の現場 : 星の内部の錬金術が見えた/日本海にメタンプルームとメタンハイドレートを発見