- 著者
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大槻 義彦
- 出版者
- The Japan Society of Applied Physics
- 雑誌
- 応用物理 (ISSN:03698009)
- 巻号頁・発行日
- vol.56, no.4, pp.438-441, 1987
昭和35年頃から,大学院修士課程の学生数は急激に増加した(およそ5倍以上).これに伴って,修士課程の硫究室は今や「サロン」と化し,「余計で余分な」学生生活の場となってしまった.院生は,わが国の学校制度の中で,最も優維で最後の学生生活を過ごす.しかも,大学の指導教宮・教員は,今になっても,修士課程に対し,甘い夢を拾て切れないでいる.