著者
ユー ジョン・C 奥田 暁代 大沢 秀介
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.88, no.6, pp.67-82, 2015-06

資料アメリカ合衆国と移民退去強制延期措置による新しい移民法制定訴追裁量と法の執行の緊張関係オバマ政権の移民政策オバマ政権への対応策
著者
大沢 秀介
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.87, no.2, pp.1-28, 2014-02

小林節教授退職記念号1 オバマ政権の移民改革案2 アメリカの移民政策と移民法則の連関3 メキシコ系移民の問題4 まとめに代えて
著者
大沢 秀介
出版者
慶應義塾大学
巻号頁・発行日
1988

博士論文
著者
大沢 秀介
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.68, no.1, pp.147-180, 1995-01

一 最近の共和主義的憲法理論の傾向二 単一執行府論をめぐる論争 1 サンスティンの最近の考え方 2 単一執行府論をめぐる論争の経過と内容三 単一執行府論に対するサンスティンの理解四 サンスティンらの考え方の問題点 1 判例の立場 2 学説の傾向五 結語に代えて中村勝範教授退職記念号
著者
服部 裕幸 美濃 正 大沢 秀介 横山 輝雄 戸田山 和久 柴田 正良
出版者
南山大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2000

われわれはコネクショニズムと古典的計算主義の対比を行ないつつ、コネクショニズムの哲学的意味の解明を行なった。美濃は、ホーガン&ティーンソンのアイディアを援用し、古典的計算主義を超えつつも、いくつかの点で古典的計算主義と前提を共有する立場の可能性を模索した。服部と金子はコネクショニズムにおける表象概念(すなわち分散表象)がはたして「表象」と呼ぶに値するかということを研究し、その有効性の度合を明らかにした。金子はどちらかといえば、分散表象を肯定的に評価し、服部は否定的に評価しているので、この点についてはさらに具体的な事例に即した研究が必要であることが明らかとなった。柴田と柏端は、「等効力性」議論を検討することを通じて、「素朴心理学」的説明による人間の行為の説明が真ではないとする主張の意義を研究し、柏端は、コネクショニズムが素朴心理学の消滅よりはむしろその補強に役立ついう評価をするに至った。他方、柴田は、条件つきではあるものの、素朴心理学は科学的心理学を取り込んだ形で生き残るか、道具主義的な意味で残るであろう、と結論するに至った。戸田山と横山はコネクショニズムが認知の新しい理論であると言われるときに正確には何が言われているのかということを研究した。特に横山は、コネクショニズムを科学についてのより広いパースペクティヴから見なければならないと結論した。大沢は、古典的計算主義における古典的表象のみならずコネクショニズムにおける分散表象もともにある種の限界をもつと論じ、それに代えて新たに像的表象の概念を提案し、そこでの論理を具体的に提案した。しかし、この点はまだ十分に展開しきれてはいないので、今後も引き続き研究する必要のあることが判明した。