- 著者
-
大谷 直輝
- 出版者
- 京都府立大学
- 雑誌
- 若手研究(B)
- 巻号頁・発行日
- 2011
本研究では、前置詞の文法機能と談話機能の体系的な記述を行い、前置詞の意味拡張や機能範疇の変化を動機づける認知的な基盤を考察した。本研究の成果は『A Cognitive Analysis of the Grammaticalized Functions of English Prepositions』(179頁)として開拓社より出版された。また、overとunderの非対称的な機能・意味を『English Linguistics』と『言語研究』に、upの完了用法を『言語の創発と身体性』で発表した。また、定量的な言語分析の研究手法を『認知言語学研究の方法』で提示した。