著者
宮西 洋太郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SWIM, ソフトウェアインタプライズモデリング (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.445, pp.23-28, 2012-02-17
被引用文献数
1

先にディジタル入力やアナログ入力などのセンサからのデータをクラウドコンピューティング環境下のサーバに収集し,遠方監視制御を行うシステムを試作したことを昨年6月のSWIM研究会、9月のFIT2011で発表した.その後,昨年11月から長野県青木村のハウス農場でこのシステムを運用しているので,その結果を報告する.あわせて,最近開発完了したアナログ入力値の監視機能,監視結果の記録,監視結果のメール送信機能およびディジタル入力値,ディジタル出力値の変化時の記録,メール送信機能について報告する.
著者
宮西洋太郎 富樫敦 Goutam Chakraborty MiyanishiYohtaro MizunoKoh YamamotoMitsuaki TogashiAtsushi NoguchiShoich Department of Software and Information Science Iwate Prefecture University Department of Design Information Miyagi University Kansei Fukushi Research Center Tohoku Fukushi University Kansei Fukushi Research Center Tohoku Fukushi University Department of Design Information Miyagi University Sendai Foundation of Applied Information Science
巻号頁・発行日
vol.9, pp.111-116,

In this project, various life-style related data of a large number of individuals were collected at regular time intervals. The data consists of 90 items, and almost all aspects of life-style, possible to collect without violating individuals privacy, are covered. This project started with two main objectives. One is to nd relationship between life-style and general physical and mental health of individuals. The other one is more subjective, to induce health-consciousness among individuals through declarations of their life-style. At this beginning stage of the project, we have the one-time data of about 4000 individuals. Some interesting observations were made by statistical analysis as well as cluster analysis of the data by Self-Organizing-Map neural network. Index Terms-Health-Consciousness, Life-style Check List, Healthcare, Statistical Clustering, Clusteirng using Self Organizing Map.
著者
宮西 洋太郎 中村 俊一郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SWIM, ソフトウェアインタプライズモデリング (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.366, pp.15-22, 2007-11-23
被引用文献数
2

近年,Tim O'Reilly氏によって名付けられた「Web2.0」というキーワードが様々な議論を集めている.Web2.0を一時的な流行語であるといった用語自体への様々な批判的意見はあるが,最新のWeb利用形態はWeb2.0と呼称するに相応しい新たな様相となっている.本格的なWeb2.0時代では,情報は双方向に広く伝播するものとされている.すなわち,広範な情報も低コストで入手できるはずである.ところが現実には,先般の参議院選挙結果に見られたように,事後にならないと結果がわからないという事象はまだまだ多い.本考察では,このような現象の対策例として,(1)立法・行政の政策策定のために,民衆の政治的要望を調査する仕組み,(2)製品開発における,製品ニーズ調査の仕組み,の2つを例に,Webによる解決策を考察する.まず,どの程度の標本数のアンケートにより,どの程度の正確さで調査が可能であるかのシミュレーション実験を行った.本稿の中心的内容として,その実験結果を報告する.次に,Web2.0的な双方向型要望調査システムの構想について考察する.
著者
宮西 洋太郎 高橋 修
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告マルチメディア通信と分散処理(DPS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2005, no.58, pp.87-91, 2005-06-03
参考文献数
9

地震などの大規模災害発生時には,通常の固定電話などにおいて非被災地から被災地へのトラフィックが急増し,交換機の輻輳状態を最悪状態から保護するため,通信規制が行われる.またさらに大規模災害の場合には,電話局の崩壊や停電のために,通常の通信手段がすべて遮断される可能性も予想される.そのような場合にも,衛星回線やアマチュア無線をはじめ各種無線通信手段が残存していることが想定される.身近なところでは,各個人が所持している携帯電話それ自体単体としては正常であることが想定される.本稿では,そのような状況において,携帯電話を用いて,特に高速道路や一般国道上を走行または停止している自動車に乗車する人の所持する携帯電話を用いて,非常時の通信手段を確保することの実現可能性や解決すべき問題点などについて検討する.When a huge disaster such as a huge earthquake happens, normal communication methods can not be available because of communication traffic congestions or facility corruptions. And it will happen that there are no communications between the stricken area and other areas. However the highway could be assumed as communication channels if we could utilize the mobile nodes in cars running on highways. We propose such an idea and consider the problems that should be solved.