著者
藤木 謙壮 小林 祐紀 中川 一史
出版者
日本デジタル教科書学会
雑誌
日本デジタル教科書学会発表予稿集 日本デジタル教科書学会第7回年次大会 (ISSN:24326127)
巻号頁・発行日
pp.47-48, 2018 (Released:2018-10-03)
参考文献数
3

本研究の目的は,対話スキルの習得を目指し,学校放送番組を活用して継続的に行う教育実践を考案し,評価することである。公立小学校6年生1学級(14名)を対象に,朝学習(20分)において,NHK for Schoolの学校放送番組「Q~子どものための哲学~」を用いた授業を全7回実施した。授業初回・最終回終了後に質問紙調査を行い,Wilcoxonの符号付順位検定を実施した。結果,複数の質問項目において有意差が認められ,意識の変化が確認できた。要因として,全回同様の学習展開によって児童が見通しを持てたこと,自己対話シートの活用によって対話の心理的負担が軽減したこと,番組の内容や構成によって児童の興味・関心が高められたこと等が考えられた。
著者
小林 祐紀 中川 一史 村井 万寿夫 河岸 美穂 松能 誠仁 下田 昌嗣
出版者
日本教育メディア学会
雑誌
教育メディア研究 (ISSN:13409352)
巻号頁・発行日
vol.14, no.1, pp.49-57, 2007-10-31 (Released:2017-07-18)

学校教育におけるICT教育の推進に関わる現状の把握と推進のための課題を整理するために、ICT活用に関する研究助成に応募し、採択された学校のICT活用を推進するリーダー(以下ICT推進リーダー)を対象に、「研修」「働きかけ」「カリキュラム」についてアンケート調査を行った。その結果、ICT機器の整理、管理(保守点検)、校内ネットワークの整備・管理を中心とする働きかけをおこなっていることが明らかになった。その一方で、校内の他の教師の求める支援との間に齪飴が生じている現状が明らかになった。また、今後の校内におけるICT活用推進の課題として、教員のICT活用スキルの格差への対応、ICT推進リーダーがICT機器の維持・管理のために費やす時間や負担の軽滅、ICT活用が学校全体の教育活動に位置つくためのカリキュラムの充実、ICT活用推進を支える校内体制の確立の4点に整理することができた。
著者
川澄 陽子 小林 祐紀
出版者
日本デジタル教科書学会
雑誌
日本デジタル教科書学会発表予稿集 日本デジタル教科書学会第7回年次大会 (ISSN:24326127)
巻号頁・発行日
pp.63-64, 2018 (Released:2018-10-03)
参考文献数
4

小学校段階でプログラミング教育が必修化となる。東京都荒川区第二日暮里小学校や茨城県古河市立大和田小学校では,学校独自でプログラミング教育の年間指導計画を作成し,研究に取り組んでいる。そこで,勤務校での活用を念頭に置き,シーケンス(順序)やループ(繰り返し)等といった,育てたい論理的思考力を具体的に示した小学校プログラミング教育の年間指導計画を開発した。論理的思考力を具体的に明記することで,段階を経てプログラミング的思考を育むことができる構成とした。開発した年間指導計画に対するヒアリングの結果,授業展開の見通しをもつことができるように,育てたい論理的思考力の観点を明確に示すこと等の意見が出され, 改善に活かされた。
著者
木村 了士 臼井 英成 小林 祐紀
出版者
日本デジタル教科書学会
雑誌
日本デジタル教科書学会発表予稿集 日本デジタル教科書学会第7回年次大会 (ISSN:24326127)
巻号頁・発行日
pp.3-4, 2018 (Released:2018-10-03)

新学習指導要領ではプログラミング教育が必修化される。特に,第5学年で学習する正多角形の作図は例示されており,授業開発が望まれている。そこで本研究では,1)開発した授業の実践可能性に考慮し,従来の教科書通りの基本的な展開を崩さないこと,2)プログラミングの考え方を視覚化させ教科内容を理解しやすくすること,3)日常生活とプログラミング的思考の関連を取り上げることを開発方針として,ドリトルを用いた正多角形の作図の授業を開発した。
著者
兼宗 進 小林 祐紀 白井 詩沙香 清水 匠 片岡 仁
雑誌
情報教育シンポジウム論文集
巻号頁・発行日
vol.2017, no.29, pp.188-189, 2017-08-10

2020 年度から小学校でのプログラミングが必修化される.目的はプログラミングの考え方 (プログラミング的思考) を通して論理的な思考力を養うことにあり,「プログラムの体験」 が目的ではない.また,プログラミングのための教科は作られず,総合的な学習の時間や教科の中で扱うことになる.そこで筆者らは理科や算数などの教科の中で,教科の学習目標を達成するためにプログラミングの考え方を用いる試みを 3 つの小学校で実践した.その概要を報告する.