著者
多川 晴美 小野 幸子 平岡 葉子
出版者
滋賀医科大学雑誌編集委員会
雑誌
滋賀医科大学雑誌 (ISSN:09123016)
巻号頁・発行日
vol.30, no.2, pp.13-16, 2017-07-04

在宅療養支援のための多職種連携人材育成研修受講者の多職種間のつながりや連携の現状を明らかにし、今後の研修プログラムの検討資料を得ることを目的に調査した。研究方法は、平成26年度研修受講者125名を対象に、信頼性・妥当性が確認された「在宅医療介護従事者における顔の見える関係評価尺度」「在宅医療介護従事者における連携行動評価尺度」を使用し、受講前に測定した。経験年数の多いグループと少ないグループ、多職種連携会議へ参加しているグループと参加していないグループについて、得点の有意差をMann-Whitney 検定を行った。有効回答97名(77%)で、職種の内訳は看護師74名(77%)、薬剤師8名(8%)、介護福祉士5名(5%)、その他10名(10%)であった。 経験年数の多いグループと少ないグループの比較では、「顔の見える関係評価尺度」は7因子中、1因子のみ経験の多いグループが、有意に得点が高かった。「連携行動評価尺度」では、5因子中、2因子で経験の多いグループが、有意に得点が高かった(p<0.05)。多職種会議に参加しているグループとしていないグループの比較では、「顔の見える関係評価尺度」は7因子全ての項目で会議に参加しているグループが、有意に得点が高かった。「連携行動評価尺度」では、3因子で会議に参加しているグループが、有意に得点が高かった(p<0.05)。
著者
小野 幸子
出版者
一般社団法人 表面技術協会
雑誌
表面技術 (ISSN:09151869)
巻号頁・発行日
vol.62, no.4, pp.198, 2011-04-01 (Released:2011-10-31)
参考文献数
44
被引用文献数
5 12
著者
大森 美津子 小野 幸子
出版者
香川医科大学
雑誌
萌芽的研究
巻号頁・発行日
1997

1.ビハーラ安芸に所属する僧侶1名、ビハーラ花の里病院に勤務している僧侶1名とこの病院でビハーラ活動を行っている「広島県北部会と三次活動の会」の会長に面接を行い、ビハーラ活動の実態について調査した。調査の内容は、ビハーラ活動のきっかけ、組織と運営、目的、対象の選定、活動の場・内容・頻度、活動の評価、今度の課題についてであった。2.179名の一般の人々を対象とした宗教的なニーズとケアに関する意識調査をした結果、(1)保健医療施設に入院または入所時に、宗教的な活動の場が必要と考えた者は3割弱であり、考えなかった者は3割弱であり、残りの約半数近くはわからないであり、(2)必要に応じて関わることのできる宗教家がいて欲しいと考える者は約3割、考えない者は約2割であり、わからない者は約半数であった。(3)宗教家に求めるケアの内容は「心のケア」「心の安らぎ」「死の受容」「専門的な教えや会話」などであった。(4)予後不良の病気に罹患した時に宗教家の関わりを希望する者は約1.5割であった。(5)信仰する宗教がある者の内、予後不良の病気に罹患した時に、宗教的活動を続けることを望む者は約6割であった。詳細については報告書で報告する。
著者
小野 幸子 阿相 英孝 杉井 康彦 安川 雪子
出版者
工学院大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2008

シリコンを始めとする半導体基板, GaAsに代表される化合物半導体基板,さらにアルミニウム,チタンなどの軽金属基板上に,既存のフォトリソグラフィー技術を用いずに,物質固有の自己組織化能を最大限に活かした湿式プロセスで,規則性を持つナノ・マイクロ構造体を容易かつ高精度に作製するプロセスを開発した。