著者
武田 将明 小野 正嗣 都甲 幸治 久保 昭博
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2016-04-01

本研究では、世界文学、フィクション論、現場との交流という3つの角度から、現代における文学研究の可能性を広げることを試みた。世界文学に関する、ともすれば英語圏中心の考え方を批評し、また、現代の文化人類学・AI研究を文学研究に応用する可能性を模索し、最新のフィクション論から改めて文学の意味を捉え直し、国内外の文学者・研究者と幅広く交友することで、批評・研究が文学の現場に生かされる可能性を模索した。
著者
小野 正嗣
出版者
明治学院大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2010

コンゴ出身の振付家フォスタン・リニエキュラの舞台作品『ベレニスと訣別するために』と『Cargo』を分析し、植民地支配、とりわけ言語支配が、被植民者の人々の現在のアイデンティティ形成に深い影響を及ぼしていることを明らかにした。また、レバノン出身のフランス語圏作家アミン・マアルーフの著作の詳細な読解から、この作家の文明論的考察が、今日の世界、とりわけ西洋とアラブ世界の対立を理解する上できわめて有効であることを明らかになった。