著者
成瀬 喜則 宮地 功
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学雑誌 (ISSN:03855236)
巻号頁・発行日
vol.27, pp.217-220, 2004-03-05
被引用文献数
10

インターネットやISDN回線を利用したテレビ会議を使った遠隔地との交流学習が可能となり,距離や時間の制約を受けない学習が可能となっている.今日,テレビ会議を利用して,大学生が卒業研究の内容について説明し,高専生がそれを聞いて質問することによって,双方の学習者がより深く学習を進める実践を行った.アンケート結果から,高専生は学習に対する意欲が向上し,進路に対する意識が高まることがわかった.一方,大学生は,発表する力,情報を整理する力,他人にわかりやすく説明する力などがついたと感じ,満足感や達成感を味わうことができた.
著者
COOPER T・D 塚田 章 山口 晃史 成瀬 喜則
出版者
富山高等専門学校
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

外国語教育において,教員と学生の対話時間は教育効果に非常に重要な要素である.大人数のクラスに対する教育にIT技術が効果的である.本報告では,学生の面接テストを評価するためのVirtualInterviewingSystem(VIS)の開発と実践について述べる.本研究の目的は,学生の将来を決定する就職面接やスピーキングテストのために,学生の実践を支援し英語コミュニケーションスキルを高めることである.