Ceek.jp Altmetrics (α ver.)
文献ランキング
合計
1ヶ月間
1週間
1日間
文献カレンダー
新着文献
すべて
2 Users
5 Users
10 Users
新着投稿
Yahoo!知恵袋
レファレンス協同データベース
教えて!goo
はてなブックマーク
OKWave
Twitter
Wikipedia
検索
ウェブ検索
ニュース検索
ホーム
文献一覧: 木場 貴俊 (著者)
11件
35
0
0
0
OA
<研究ノート>国際日本文化研究センター所蔵『諸国妖怪図巻』をめぐって : いわゆる「化物尽くし絵巻」に関する一考察
著者
木場 貴俊
出版者
国際日本文化研究センター
雑誌
日本研究 = NIHON KENKYŪ
(
ISSN:24343110
)
巻号頁・発行日
vol.60, pp.159-192, 2020-03-31
狩野派で主に描かれてきた、化物の名称と容姿を個別に並べた「化物尽くし絵巻」と総称される絵巻(狩野派系統本)は、江戸文化特有の作品である。その系譜上に位置付けられる、国際日本文化研究センター所蔵『諸国妖怪図巻』(長岡多門作、18 世紀以降 以下、日文研本)は、詞書(ことばがき)がある狩野派系統本として珍しい作品である。本論は、『諸国妖怪図巻』とそれと関係する詞書がある二巻の絵巻、作者不明『化物尽くし絵巻』(國松良康氏所蔵、18 世紀以降 以下、國松本)と作者不明『怪奇談絵詞』(福岡市博物館所蔵、江戸末期~明治時代)を比較することで、各絵巻の特徴や関連性を考察したものである。
5
0
0
0
OA
口絵
著者
木場 貴俊
出版者
国際日本文化研究センター
雑誌
日本研究 = NIHON KENKYŪ
(
ISSN:24343110
)
巻号頁・発行日
vol.60, 2020-03-31
4
0
0
0
OA
林羅山によるかみの名物 : 『多識編』をもとに
著者
木場 貴俊
出版者
国際日本文化研究センター
雑誌
日本研究
巻号頁・発行日
vol.47, pp.31-52, 2013-03-29
本論は、林羅山の『多識編』という本草学の書物に見られるかみの和名から、彼の思想的営為とその変遷について考察したものである。この書物で用いられているかみは、従来林羅山の神道思想として取り上げられてきた理当心地神道には見られないもので、「怪異」に関する名物である。
4
0
0
0
OA
一七世紀の怪異認識
著者
木場 貴俊
Takatoshi Kiba
雑誌
人文論究
(
ISSN:02866773
)
巻号頁・発行日
vol.62, no.2, pp.1-24, 2012-09-20
2
0
0
0
書評 モノと図像から探る怪異・妖怪の世界 : 天理大学考古学・民俗学研究室編
著者
木場 貴俊
出版者
比較日本文化研究会 ; [1994]-
雑誌
比較日本文化研究
巻号頁・発行日
no.18, pp.122-126, 2016-03
2
0
0
0
IR
一七世紀の怪異認識
著者
木場 貴俊
Takatoshi Kiba
出版者
関西学院大学人文学会
雑誌
人文論究
(
ISSN:02866773
)
巻号頁・発行日
vol.62, no.2, pp.1-24, 2012-09
1
0
0
0
「所化」と「理外之理」 : 『日東本草図纂』巻之十二をめぐって
著者
木場 貴俊
出版者
雅俗の会
雑誌
雅俗
(
ISSN:13437577
)
巻号頁・発行日
no.17, pp.27-40, 2018-07
1
0
0
0
OA
<エッセイ>時代劇の愉しみ方
著者
木場 貴俊
出版者
国際日本文化研究センター
雑誌
日文研 = Nichibunken
巻号頁・発行日
vol.62, pp.20-26, 2019-03-31
1
0
0
0
OA
17世紀前後における日本の「妖怪」観――妖怪・化物・化生の物
著者
木場 貴俊
出版者
国際日本文化研究センター
雑誌
怪異・妖怪文化の伝統と創造──ウチとソトの視点から = The Tradition and Creation of Yōkai Culture: From the Viewpoint of Inside and Outside
(
ISSN:09152822
)
巻号頁・発行日
vol.45, pp.145-161, 2015-01-30
1
0
0
0
IR
林羅山によるかみの名物 : 『多識編』をもとに
著者
木場 貴俊
出版者
国際日本文化研究センター
雑誌
日本研究
(
ISSN:09150900
)
巻号頁・発行日
vol.47, pp.31-52, 2013-03
本論は、林羅山の『多識編』という本草学の書物に見られるかみの和名から、彼の思想的営為とその変遷について考察したものである。この書物で用いられているかみは、従来林羅山の神道思想として取り上げられてきた理当心地神道には見られないもので、「怪異」に関する名物である。 羅山は「怪異」を世俗の領域にある、仏教と関わりがあるものとし、教化の対象とした。そこには慶長年間、徳川幕府に仕えた羅山が思想的挫折を経験し、「従俗の論理」を得たことが大きく作用している。つまり『多識論』の「怪異」の名物を考えることは、神道思想や本草学だけに留まらず、儒学を含む羅山の思想的営為全体を考えることに他ならない。 『多識編』は、慶長期の草稿本と寛永期の刊本に大きく分けることができ、特に慶長期に付けられたかみの和名が寛永期ではほとんど削除されてしまっている。この変化から、羅山の従俗教化の特徴と変遷を読み取ろうとした。 慶長期の草稿本におけるかみの和名は、『和名類聚抄』という伝統的知識と朱子鬼神論を複合させて名物されたものであった。これは当時の社会の怪異認識と外見上類似するものであったが、内実には大きな差異があった。 しかし、それが寛永期の刊本でかみの和名がほとんど削除されてしまったのは、同時期に体系化された理当心地神道の影響を受けたからである。清浄かつ正常を求める理当心地神道には不正の鬼神である「怪異」が入る余地はなく、理当心地神道の「かみ」と「怪異」に名付けられたかみが同一視されることを回避するために削除されたのである。それは従俗教化の内容に大きな差異が見られた、ということを示している。 『多識編』のかみをめぐる問題から判明したのは、羅山的儒学による日本の知識体系の独自解釈であり、そこに「従俗の論理」があった。
1
0
0
0
情報・知識として見る日本近世の「妖怪」
著者
木場貴俊
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告人文科学とコンピュータ(CH)
巻号頁・発行日
vol.2014, no.9, pp.1-6, 2014-07-26
日本近世における 「妖怪」 について,「情報」 あるいは 「知識」 という視角から考えた場合どのようなことがいえるのか.今回の報告では,発表者がこれまで研究してきた,儒学や本草学など学問上での 「妖怪」 に関する言説を発信・流通・受容などの面から分析することで,当時の情報・知識のあり方について考えてみたい.