著者
松本 崇裕 山名 達 ウー テ・ナイン 菊池 裕嗣 木村 宗弘 赤羽 正志
出版者
日本液晶学会
雑誌
日本液晶学会討論会講演予稿集
巻号頁・発行日
no.2013, pp."PA23-1"-"PA23-2", 2013-09-08

近年、高分子安定化ブルー相液晶(PS-BPLC)の次世代ディスプレイへの応用が期待されている。しかし、ブルー相液晶とポリマーとの相互作用については未だ不明な点が多く、直接測定することが難しい。そのため本研究では、ネマティック相におけるPS-BPLCのホスト液晶の極角アンカリングエネルギーを評価し、援用することを試みた。さらに、ここで測定された極角アンカリングエネルギーとヒステリシス及び残留複屈折との相関について考察する。
著者
柏木 竜希 都甲 康夫 木村 宗弘 赤羽 正志
出版者
一般社団法人 日本液晶学会
雑誌
日本液晶学会討論会講演予稿集 (ISSN:18803490)
巻号頁・発行日
vol.2011, pp.103, 2011

画像のメモリー効果や低消費電力化が期待できる双安定液晶素子が注目されている。そこで配向処理方法として以前から用いられているラビング法と光配向法を用い、配向膜表面に互いに直交する配向容易軸を形成する界面マイクロパターンによる双安定性を検討する。本研究では、界面マイクロパターンを用いた、ホモジニアス・90°TN双安定モデルを作製しスイッチングを試みた。
著者
孫 賀 ウー テナイン 木村 宗弘 赤羽 正志
出版者
日本液晶学会
雑誌
日本液晶学会討論会講演予稿集
巻号頁・発行日
no.2013, pp."PA15-1"-"PA15-2", 2013-09-08

近年、コストダウンやプロセス簡略化などが可能であることから、高性能な光配向材料の開発が広く進められている。新材料の評価法として、界面配向の調査は重要である。本研究では、新規に提案した光配向膜で光配向液晶セルを作製した。作製したセルは、エリプソメーターで、光配向膜表面の異方性を調査した。また、従来の液晶-配向膜界面分子の配向評価法、色素添加ブリュースター法などを用い、光配向セルに、有効な手法であるか検討する。
著者
ウー テ ナイン 木村 宗弘 赤羽 正志
出版者
日本液晶学会
雑誌
日本液晶学会討論会講演予稿集
巻号頁・発行日
no.2005, pp.251-252, 2005-09-05

Alignment properties of nematic liquid crystals in contact with a micro-patterned polyimide surface were investigated. The pattern was formed by stripes of alternating planar and homeotropic anchoring. The theoretical and experimental results implied that domains with opposite tilt angle of LC directors were formed inside the cell. The average tilt angle was nearly 45°and fairly varied from this equilibrium value depending on the treatment method.