著者
長谷川 光弘 清水 健介 須藤 誠 木田 哲量 加藤 清志 高野 真希子
出版者
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」
雑誌
理論応用力学講演会 講演論文集
巻号頁・発行日
vol.55, pp.326-326, 2006

コンクリートは凍結融解作用や乾湿潤作用に伴い、環境水の微小水循環により中性化が加速され、かつ、そのアルカリ度の希薄化を定量化した。さらに、コンクリート組織中の欠陥界面に半透膜モデルを設定し、環境水の吸排水の可能性をファントホッフ効果によるものと論じた。本報では、仮想仕切版(す焼板)を介し、清水プールと高濃度アルカリ溶液プールのそれぞれの濃度平衡を定式化し、かつ、浸透速度を逆解析的に求め得ることを明らかにした。
著者
水口 和彦 阿部 忠 木田 哲量 大竹 淳一郎
出版者
Japan Cement Association
雑誌
セメント・コンクリート論文集 (ISSN:09163182)
巻号頁・発行日
vol.63, no.1, pp.478-485, 2009

本研究は、凍結防止剤散布による塩害と氷点下30度で300回の凍結・融解作用を受けたRC床版の劣化状態および耐荷力の低下率に関する実験解析である。塩害と凍結・融解作用を受けたRC床版にEPMAによる面分析を行った結果、塩化物イオンの限界値を1.2kg/m<sup>3</sup>とした場合の塩分浸透深さは55mmを超えていた。また、コア抜きによる鉄筋の劣化診断では、圧縮鉄筋の状態は加速期前期であるにも拘らず引張鉄筋は部分的に加速期後期に相当している。さらに、走行振動荷重実験による最大耐荷力を比較すると、通常RC床版に対して塩害・凍害作用を受けたRC床版は最大で15%耐荷力が低下した。