著者
李 洋 高瀬規 久也 向林 学 高島 忠守 三橋 洋治 星合 昊
出版者
近畿産科婦人科学会
雑誌
産婦人科の進歩 (ISSN:03708446)
巻号頁・発行日
vol.48, no.4, pp.406-410, 1996-07-01 (Released:2011-05-24)
参考文献数
17

当科外来で精子濃度50×106/m1未満または運動率50%未満の症例中,補中益気湯7.59/dayを3ヵ月以上投与した投'1群20例,無投薬群29例を対象とした.投与群の投与前検査は,精子濃度,運動率とも無投薬群に比べ有意差はなかった.投与群の投与後検査では無投薬群に比べ精子運動率有意差を認めた.投与後精子濃度,運動率は有意に改善された.乏精子・精子無力症群14例では投与後精子濃度,運動率は有意に改善された.精子濃度20×106/ml未満の重症乏精子症群9例では精子濃度,運動率とも投与後有意に改善された.補中益気湯の投与精子濃度・運動率に有用であることが証明された.〔産婦の進歩48(4);406~410,1996(平成8年7月)〕
著者
吉澤 文寿 太田 修 浅野 豊美 長澤 裕子 李 東俊 金 鉉洙 薦田 真由美 金 慶南 金 恩貞 李 洋秀 山本 興生 ミン ジフン 成田 千尋 李 承宰 李 洸昊 金 崇培
出版者
新潟国際情報大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2015-04-01

この研究では、日韓国交正常化問題資料の整理及び刊行作業を行った。そして、日本、韓国、米国などの公文書館、資料館で収集した資料を用いて、韓国からの研究者の協力を得て、研究会、パネルディスカッション、シンポジウムを開催した。その結果、日韓国交正常化交渉で議論された請求権および歴史認識問題に関する論点について、国交正常化以後の時期を含めた展開を視野に入れつつ、日米韓三国それぞれの立場から、相応の責任が生じているという一定の見通しを提示することができた。