著者
森長 誠 松井 孝典 月岡 秀文
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.28, 2014

2013年の報告で,複数の測定点におけるジェット戦闘機騒音の録音データを基に, F-15, F-4, T-4 の分類をニューラルネットワークおよびSVMによるモデルで行った.本稿では,特徴ベクトルの精査に力点を置き,具体的には周波数特性の時間変化情報のパラメータ化,主成分分析を用いた高次元データの圧縮を行った。さらに,最適学習機械の選定を行った。
著者
松井 孝典 土屋 翔平 町村 尚
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.27, 2013

現在、シカの個体数増加に伴う植生被害が深刻であり、この管理においてシカの捕食者であるオオカミを再導入して食物連鎖を均衡させようという議論がある。米国イエローストーン国立公園などの少数の例を除いて実装例がなく、動物相の持つ種々の不確実性から困難が伴う。そこで本研究では、マルチエージェントシミュレーションによるオオカミーシカの個体群動態モデリングを行い、再導入の意味を議論する。
著者
松井 孝典
出版者
大阪大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2009

本研究では,組織を取り巻く様々な環境リスクにおいて,従前の生活環境リスクに加えて,今後顕在化が予測される自然環境・地球環境リスクを包括的に管理する実践活動を支援することを目的とした知識モデルとナレッジベースの開発を行い,システムの実装と広く社会への公開を実行した。
著者
松井 孝典 阿部 彩子 杉田 精司 大野 宗祐
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2007

本研究では, 堆積岩及び各種氷の衝突脱ガス過程における化学反応過程の解明を目的として実験を行った. また, 脱ガス過程からの反応生成物が, 地球気候システムに及ぼす影響の定量的評価を行った. 結果として, (1)衝撃脱ガスによるCO2の発生は, 先行研究の推定より非常に高圧でのみ起きることと(2)白亜期末の巨大隕石衝突後には, 従来想定されていたCO2の大量発生ではなくCOが大量に発生したらしいこと, (3)COが大量発生した場合には, 強力な温室効果が起きることが分かった.