著者
栗田 秀法 KURITA Hidenori
出版者
名古屋大学大学院人文学研究科附属「アジアの中の日本文化」研究センター
雑誌
JunCture : 超域的日本文化研究 (ISSN:18844766)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.170-173, 2018-03-23

町田市立国際版画美術館 2017年4月22日–6月18日, 横尾忠則現代美術館 2017年9月9日-2018年2月4日(10月12日–11月17日 臨時休館)
著者
栗田 秀法 Kurita Hidenori
出版者
名古屋大学大学院文学研究科附属日本近現代文化研究センター
雑誌
JunCture : 超域的日本文化研究 (ISSN:18844766)
巻号頁・発行日
vol.4, pp.30-41, 2013-03-11

In the west, landscape representation began being developed in the 14th century and the genre of landscape painting was established in the 17th century. In Holland, realistic landscape painting was perfected. However, Nature was still praised as God's Creation and was studied as a second Bible. On the other hand, in Italy, ideal landscape painting was brought about by Annibale Carracci and refined by Nicolas Poussin and Claude Lorrain. The tradition of noble and grand representations of nature was then passed down to the 19th century as historical landscape painting. It was during the Fronde (1648-53) that historical painter Poussin created landscape paintings prolifically. For Poussin, a neostoic, nature was not always a place of delight. The artist found analogies between humans, the natural world and the world of politics and depicted the storm as a trick of Fortune. In his storm landscapes, the people without wisdom were criticized as a bad examples. In the 17th century, even if it was painted realistically, nature was not always aesthetically appealing, but it was still deciphered in analogous relations.
著者
栗田 秀法 KURITA Hidenori
出版者
名古屋大学大学院文学研究科附属「アジアの中の日本文化」研究センター
雑誌
JunCture : 超域的日本文化研究 (ISSN:18844766)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.223-225, 2017-03-17

恩地孝四郎展 (東京国立近代美術館 2016年1月13日-2月28日, 和歌山県立近代美術館 2016年4月29日-6月12日)
著者
栗田秀法編著
出版者
ミネルヴァ書房
巻号頁・発行日
2019
著者
幸福 輝 佐藤 直樹 渡辺 晋輔 栗田 秀法 金山 弘昌
出版者
独立行政法人国立美術館国立西洋美術館
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2003

本研究は、16世紀から17世紀にかけ、版画という媒体において古代がどのように表象され、また、この媒体を通じて古代文化はどのように伝播されていったかという問題を、西欧各国の具体的な事例に基づいて、明らかにしようとする目的でおこなわれた。もとより、きわめて大きな問題であり、われわれの目的はその基礎的な概略図を描くことでしかないが、それぞれ異なる分野を専門とする者が協力しあったことにより、当初の目的は達成できたのではないかと考えている。はじめに、イタリア、ドイツ、ネーデルラント、フランスの順で、ごく簡単にこの主題について各国の状況を略述し、次いで、各研究分担者による研究成果を掲載する。佐藤はデューラーとイタリア版画の関係について、幸福はヒエロニムス・コックの版画出版活動について、金山は古代建築の復元図とバロック建築との関係について、渡辺はズッカレリの風景画に見られる古代彫刻のモティーフについての議論をおこない、栗田はフランス・アカデミーにおけるラオコーンに関する講演の翻訳とその解題を寄せている。なお、国立西洋1美術館に属す研究代表者の幸福と研究分担者の佐藤および渡辺は、2005年と2007年に本研究に関連するふたつの版画の展覧会(『「キアロスクーロ:ルネサンスとバロックの多色木版画』と『イタリア・ルネサンスの版画』)を同館で企画・開催した。別冊資料1、同2として、それら2冊の展覧会図録を本研究成果報告書に添付して提出する。