著者
森本 雅之 押谷 克己 佐藤 進司 角藤 清隆
出版者
The Institute of Electrical Engineers of Japan
雑誌
電気学会論文誌D(産業応用部門誌) (ISSN:09136339)
巻号頁・発行日
vol.110, no.12, pp.1266-1272, 1990-12-20 (Released:2008-12-19)
参考文献数
16

The voltage modulation factor of the magnetic flux control PWM method is discussed. The fundamental component of the inverter output voltage is proportional to the radius of the flux locus. The modulation factor is derived by the theoretical study on the length of the flux locus produced from inverter output voltage.As a result, the modulation factor of the magnetic flux control PWM method is calculated by the portion of zero vectors in the PWM pattern. The modulation factor is proportional to the output voltage from zero to 12/π2. By using proposed modulation factor, the magnetic flux control PWM method can control output voltage from zero to over-modulation.Simulation results and experimental results are also shown.
著者
秋野 順治 望月 理絵 森本 雅之 山岡 亮平
出版者
日本応用動物昆虫学会
雑誌
日本応用動物昆虫学会誌 (ISSN:00214914)
巻号頁・発行日
vol.40, no.1, pp.39-46, 1996-02-25
参考文献数
6
被引用文献数
2 34

アリ類25種との共生が知られているアリヅカコオロギ<i>Myrmecophilus</i> sp.は,敏捷性によって働きアリからの攻撃を免れている。さらに加えて,アリ類の同巣認識フェロモンである体表炭化水素組成比を化学的に擬態することによって,働きアリを欺いていることが明らかになった。コオロギが擬態によって獲得したアリ体表炭化水素成分量は,コオロギをアリから隔離して単独飼育すると減少した。このことは,アリ体表炭化水素成分をコオロギが奪取することによって,アリヅカコオロギのアリに対する化学擬態が成立する可能性を示唆する。また,アリ体表炭化水素を触角で認識する,あるいは舐め取るだけでは,アリヅカコオロギはアリ体表炭化水素組成を化学擬態することができなかった。これらの結果から,直接的な体の接触が化学擬態を成立させるための主要因として作用しているものと考えられる。
著者
森本 雅之
出版者
日経BP社
雑誌
日経automotive technology (ISSN:18819362)
巻号頁・発行日
no.24, pp.92-95, 2011-05

電気自動車(EV)/ハイブリッド車(HEV)向けの駆動用モータは、永久磁石埋め込み式が主流だが、産業用では誘導モータを使う製品は多い。誘導モータは構造や制御が簡単であるため、EV/HEVに使えば、コストを下げられる可能性がある。誘導モータは、低い回転域では効率が低いが、高い回転域では永久磁石式と同等を期待できる。