著者
森田 繁春
出版者
大阪教育大学
雑誌
大阪教育大学紀要. I, 人文科学 (ISSN:03893448)
巻号頁・発行日
vol.43, no.1, pp.1-13, 1994-09

E.E.カミングスの詩"anyone lived in a pretty how town"については,言語学者もさまざまな分析を試みている。本論文では,それらの研究の特徴を3つに分類しその概要を述べた後,ローマン・ヤコブソンらによって提唱された構造主義詩学の方法が文芸批評と言語学的分析を繁ぐ方法として有効であることを,実際に当該の詩を分析することによって示す。Various linguistic approaches have been proposed to e.e.cummings's"anyone lived in a pretty how town."They are roughly classified into three types,grammatical,lexical and structural,the barest outlines of which we shall first give and then insist that the method of structuralist poetics by Jakobsonian linguists can possibly be a connection between literary criticism and linguistic analyses of this poem.
著者
武藤 貞嗣 森田 繁 舟場 久芳
出版者
核融合科学研究所
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

X線スペクトルイメージ測定用試作器を製作して較正実験を行なった。本測定法は、光源の輝度が大きいほどエネルギー分解能と時間分解能が両立して向上する。よって、高エネルギー加速器研究機構・放射光科学研究施設・ビームライン14Cに於いて放射光を用いた実験を行なった。二結晶分光器から射出される幅0.3 mmの二次光を単色光として直径1 mmのタングステンピンホールに通し、ダイナミックレンジが16 bitのX線CCDカメラを用いて画像測定を行なった。その結果、試作器の動作が設計通りであることを確認できた。また、スペクトルを求めるために必要な数値を得ることができた。