著者
齋藤 耕一 櫻井 成一朗
出版者
日本社会情報学会
雑誌
日本社会情報学会全国大会研究発表論文集 日本社会情報学会 第23回全国大会
巻号頁・発行日
pp.416-421, 2008 (Released:2010-02-10)

In daily communication of construction site, all participants should share the goal of communication. The disagreement of the recognition of the goal of communication will be called the stagnation of communication. Based on the assumption that the goal of communication is information sharing, daily communication of construction site will be analyzed from the viewpoint of the stagnation of communication. Since the subjective messages of a participant cause the stagnation of communication, it makes the analysis of communication difficult. To resolve this, the stagnation of communication is extracted by using a sociological tool of analysis called the ethnomethodology, which attracts attention in recent years. In this paper, our method is verified and evaluated through the interview with the engineers of construction sites.

1 0 0 0 OA AIと倫理

著者
櫻井 成一朗
出版者
明治学院大学法学会
雑誌
明治学院大学法学研究 = Meiji Gakuin law journal (ISSN:13494074)
巻号頁・発行日
vol.108, pp.1-12, 2020-01-24

【論説/Articles】
著者
櫻井 成一朗
出版者
明治学院大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2012-04-01

法的アブダクションでは、仮説選択による説明だけでは結論の正当化には不十分であり、当該仮説をなぜ選択するのかという説明が重要であり、その仮説選択を正当化してはじめて結論が正当化できる。仮説選択の正当化のためには、さらにアブダクションを行う必要がるので、教師が適切にガイドしなければならない。すなわち、IRACにおけるA(あてはめ)の場面において、更にアブダクションが必要になるので、選択仮説を正当化するように学生の思考を導く必要がある。その結果、学生の条文や判決文の理解が深められることが確かめられた。
著者
吉野 一 加賀山 茂 河村 寛治 太田 勝造 新田 克己 櫻井 成一朗 松村 敏弘
出版者
明治学院大学
雑誌
特別推進研究
巻号頁・発行日
2002

本研究は、創造的な法的思考力を養成するための教育方法を、次のように、四つの研究課題に分けて分担研究し、各研究成果を諸共通事例を素材に全体として融合して、開発した。1.法創造基礎の理論的解明具体的化と体系化の法命題の創設および仮説法命題の反証としての法創造推論の構造を、共通の具体的事例問題の解決過程において、詳細に解明した。妥当性評価の基準を国民の価値意識のアンケート調査と法と経済学の観点とから同定した。認知科学の観点から授業評価方法を考案した。2.実務と教育における法創造の実際の解明米国のロースクールと我が国を含めて大陸法系の法学教育の実践を分析し、その法創造的要素を解明した。そしてその成果を法創造教育方法の開発に立てた。また開発された法創造教育方法の教育実践の分析を行い、有効性を確認した。それを法科大学院の教育で本格的に実践するためのさらなる研究課題を明らかにした。3.法創造教育方法の開発開発された教育方法の中心的部分は、リアルな事例問題に基づく、法的知識と推論の構造に即した、論争を通じて行う、法創造的法的思考の育成方法である。これを効果的に実現するために、法律知識ベースシステム、論争支援システムおよびソクラティックメソッド支援システムを活用する方法を同時に開発した。4.法創造教育支援システムの開発メタ推論機能を持つ「法律知識ベースシステムLES-8」を開発した。ソクラティックメソッド支援システムの問答集の改訂を行った。仮説の生成検証のための推論機構を実装し、オンライン論争支援システムを完成した。開発した諸システムを教育実践に活用してその意義と今後の研究課題を同定した。以上により法科大学院においても実践的に有効な法創造教育方法が開発された。一年次から最終年次までの一貫したスパイラルな法創造教育を実現すること、そのための研究と実践が課題である。
著者
齋藤耕一 大幢 勝利 櫻井 成一朗 寺野 隆雄
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告データベースシステム(DBS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2005, no.42, pp.17-24, 2005-05-19

安全を守る為の安全対策でもWeb上のリスクコミュニケーションが、盛んに行われている。しかし、Web上で参加者は、共通の認識がかけている場合があり、共通の危険に直面したときでも人それぞれの対応を示す。対応によっては、大きな事故の発生の要因になる。本文では、共通認識を前提としないメッセージの意図をくみ取るためのコンピュータによるリスクコミュニケーションの支援の方法を提案する。支援の方法の一つは、コミュニケーションのテキスト文をキーワードで表すことである。しかし、立場によってキーワードの意味が異なる。この問題を解決するために、共通認識の前提としない人の関わり合いの対話をモデル化し、この対話モデルによる分類学習を提案しここで現れた、メッセージの優先順序を立場の違いを表すメッセージの意図をとする。実験によってこの方法の有効性を示す。The conventional Risk Communication on web is a well-known method for creating safety programs、 and it is widely used for safety plans. We usually require a construction site to use a safety plan、 but problems usually arise in the application of the conventional Risk Communication on web to the safety plan due to various factors such as the difference in constructers' perceptions of the cause of construction accidents. This paper describes an idea for the execution of a safety plan by introducing various perspectives、 which are added to the background model of interest based on the empathic recognition with covering. The background models based on the empathic recognition with covering、 which is defined by the difference in constructers' perceptions of Risk recognition、 are explained on the basis of a machine learning method for classification learning. These models are assigned to each perspective. The safety plan can be determined even by an unskilled supervisor using the models obtained in this study.
著者
齋藤耕一 大幢 勝利 櫻井 成一朗 寺野 隆雄
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告情報学基礎(FI)
巻号頁・発行日
vol.2005, no.42, pp.17-24, 2005-05-19

安全を守る為の安全対策でもWeb上のリスクコミュニケーションが、盛んに行われている。しかし、Web上で参加者は、共通の認識がかけている場合があり、共通の危険に直面したときでも人それぞれの対応を示す。対応によっては、大きな事故の発生の要因になる。本文では、共通認識を前提としないメッセージの意図をくみ取るためのコンピュータによるリスクコミュニケーションの支援の方法を提案する。支援の方法の一つは、コミュニケーションのテキスト文をキーワードで表すことである。しかし、立場によってキーワードの意味が異なる。この問題を解決するために、共通認識の前提としない人の関わり合いの対話をモデル化し、この対話モデルによる分類学習を提案しここで現れた、メッセージの優先順序を立場の違いを表すメッセージの意図をとする。実験によってこの方法の有効性を示す。The conventional Risk Communication on web is a well-known method for creating safety programs、 and it is widely used for safety plans. We usually require a construction site to use a safety plan、 but problems usually arise in the application of the conventional Risk Communication on web to the safety plan due to various factors such as the difference in constructers' perceptions of the cause of construction accidents. This paper describes an idea for the execution of a safety plan by introducing various perspectives、 which are added to the background model of interest based on the empathic recognition with covering. The background models based on the empathic recognition with covering、 which is defined by the difference in constructers' perceptions of Risk recognition、 are explained on the basis of a machine learning method for classification learning. These models are assigned to each perspective. The safety plan can be determined even by an unskilled supervisor using the models obtained in this study.