著者
永塚 守 都竹 愛一郎
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 : 映像情報メディア (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.53, no.11, pp.1550-1556, 1999-11-20
被引用文献数
6

An OFDM signal is easily is degraded by amplifier nonlinearity. A method for measuring such nonlinearity has been developed and tested in two ways: vector measurement using the two-tone method and comparison between a sinc-shaped input signal and the output signal. Four amplifier characteristics were measured with the methods and represented as AM-AM/AM-PM conversion characteristics. Using these results, computer simulation was run to determine the effect of nonlinearity. OFDM signals were generated and the CN ratios were measured. The results agreed with those of the experiments. Testing of the predistortion in the amplifier with most remarkable AM-PM characteristic confirmed the simulated predistortion.
著者
永塚 守 清水 康敬
出版者
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
雑誌
電子情報通信学会論文誌 A (ISSN:09135707)
巻号頁・発行日
vol.J76-A, no.9, pp.1351-1358, 1993-09-25

本研究では,生体情報による教育用の映像ソフトウェアなどの客観的評価を行うことを目指し,CRTを使って視覚刺激を提示しながら瞳孔面積と脳波を同時に測定して,それらの変化を調べた.この同時測定を行うために,まず,CRTから脳波測定へのノイズの混入を防ぐ目的で,室外のCRTから被験者に刺激提示できるよう,光透過性のあるシールドガラスを使った特殊なシールドルームを設計し,その効果を確認した.また,瞳孔面積測定装置を装着することによる脳波測定への影響を明らかにした.次に,被験者に対して,平均輝度を一定に調整した意味のある静止画パターンを提示しながら瞳孔面積と脳波の同時測定を行ったところ,頭頂部の脳波の9.0-11.0Hzの帯域パワーと瞳孔面積の間に負の相関関係が見られた.また,被験者の興味が強いパターン提示時のデータは,瞳孔面積が大きく,帯域パワーが小さい位置に集中することがわかった.以上から,同時測定を行うことで,提示パターンの内容の違いを,より的確に区別できる可能性を示した.
著者
都竹 愛一郎 永塚 守 三浦 龍
出版者
The Institute of Image Information and Television Engineers
雑誌
映像情報メディア学会大会講演予稿集
巻号頁・発行日
pp.139, 2003 (Released:2004-03-26)

Research and development of the stratospheric platform (SPF) has been aggressively pursued. SPF is useful for wireless communications, broadcasting and scientific observations. Although stably control of the SPF is difficult by means of strong wind in the stratosphere. In this paper, we described the wind velocity in the stratosphere, and proposed new operation method of the SPF.
著者
新垣 吉也 永塚 守 都竹 愛一郎
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.24, no.43, pp.7-10, 2000-07-27
被引用文献数
2

送信アンテナが風によって振動し発生するドップラーの影響については、これまで報告されていなかった。そこで、アメダスの風速データ、東京タワーの設計仕様値及び台風時の振動データなどを用い、風によって発生するドップラー量を算出した。また、SFN受信時にゴースト波がドップラー成分を含んだ場合の受信品質への影響を室内実験によって調査した。
著者
新垣 吉也 羽生田 雅也 永塚 守 都竹 愛一郎
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.25, no.15, pp.1-6, 2001-02-16
被引用文献数
3

東京タワーのデータ等を用いて、風で送信アンテナが揺れることにより発生する受信信号のドップラーシフトの概算を行なった。計算機シミュレーションにより、OFDM復調の等化回路、周波数同期回路の検討を行なった。OFDM復調器を用いた室内実験を行ない、周波数オフセットを有する遅延波が存在する場合の受信特性を調査した。またシュミレーションと室内実験との比較を行なった。