著者
池田 佳和 十代田 朗 津々見 崇
出版者
公益社団法人 日本都市計画学会
雑誌
都市計画論文集 第38回学術研究論文発表会 (ISSN:1348284X)
巻号頁・発行日
pp.146, 2003 (Released:2003-12-11)

本研究では、東京都目黒区の民俗信仰有形物を対象に、その立地、管理形態、状態、活動の実態を明らかにすることで、有形物が都市空間・コミュニティ形成に寄与し、存続していくための示唆を得ることを目的とする。その結果、1.都市化の影響により多くの有形物が寺社、墓地へ移転したこと、2.住民グループによる管理は状態の良い有形物を生むこと、3.管理・活動状態の良い有形物の管理者も高齢化、メンバーの減少といった問題を抱えていること、4.有形物は管理・活動面の実態から4タイプに分類され、「コミュニティ核タイプ」が都市空間、有形物双方にとって有益であること、が明らかになった。
著者
松本 充司 池田 佳和
出版者
一般社団法人 画像電子学会
雑誌
画像電子学会年次大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.35, pp.155-156, 2007

ITU-Tは,将来の電気通信国際標準化のあり方および現在の活動の活性化を模索するため大学との協調を開始した.これは,将来の国際標準化に結びつく課題の発掘と標準化に関わる技術の大学教育への貢献から,ITU-Tと大学とがお互いに有益な関係となることを目指すものである.本論文は現在進められている標準化機関と大学との連携について,その背景と具体的施策を述べる.