著者
鈴木 和明 近藤 邦雄
出版者
一般社団法人 画像電子学会
雑誌
画像電子学会年次大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.33, pp.93-94, 2005

ゲーム機の解像度や色数の制限のために,効果的な画像表現が創意工夫されてきた.このような分野の低解像度画像をドット絵と呼ぶ.ドット絵は,熟練したドッターと呼ばれる人々によって手作業で描かれてきた.ドット絵作成には膨大な時間がかかる.この手間とゲーム機の高性能化を背景に,映像の3D 化が進んでいる.しかし,低解像度のディスプレイにおいては,ドット絵は効果的な表現方法である.本研究では,写真やイラストからドット絵を自動的に生成するために,描画手法を分析する.そして輪郭線描画手法を提案する.
著者
村上 諒 鈴木 聡志 木全 英明
出版者
一般社団法人 画像電子学会
雑誌
画像電子学会年次大会予稿集 (ISSN:24364371)
巻号頁・発行日
vol.48, pp.56, 2020

本稿は、インターンシップを通して学んだことや気付きを共有し、読者のインターンシップに対する理解を深める事を目的としている。
著者
佐藤 皇太郎
出版者
一般社団法人 画像電子学会
雑誌
画像電子学会年次大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.34, pp.93-94, 2006

多数の物体に付加されたIDを低コストで一気に読み取るためには、それらの物体上に印刷された粗い2次元コードを安価な1台のカメラで撮像し画像認識する方法が有効である。しかし、単に粗い2次元コードを用いただけでは、切り貼りによって比較的容易に別のIDのコードを偽造される恐れがある。そこで本研究では、メロンの皮の模様のような図形の中に数値を埋め込むことで2次元コードの切り貼り偽造を防止し、同時に高速かつ低コストの画像認識システムを構築できたので報告する。
著者
佐藤 皇太郎
出版者
一般社団法人 画像電子学会
雑誌
画像電子学会年次大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.32, pp.13-14, 2004

カメラ付き携帯電話を使った画像認識タロット占いシステムを開発した。並べたカードを撮影し、メールに添付して送信すると、インターネット上のサーバで画像認識し、占い結果を返す。タロット占いの伝統的な手順に則り、占いの依頼者の手で実物のタロットカードをシャッフルして並べることができるので信憑性が高い。タロットカードの意味が分からない初心者でも本格的な占いが可能である。カメラ付き携帯電話で撮影した写真画像の特徴である低解像度かつノイズの多い画像に対応した。カードの切り出しのために、カードの輪郭の曲率の変化を調べている。カードの照合には、濃淡画像と2次微分画像の両方を用いている。
著者
金子 利佳 釜江 尚彦 曽根原 登
出版者
一般社団法人 画像電子学会
雑誌
画像電子学会年次大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.34, pp.33-34, 2006

デジタル画像をインターネットで販売するためには,画像の概略を見せ,購入の決断を促すことが大切である.本研究では,半開示された画像に対する人の認知特性について検討した.実験の結果,画像の同定成績は画像をスクランブル化する範囲の大きさに影響を受けることが示唆された.
著者
田口 博之 森谷 友昭 谷村 知洋 高橋 時市郎
出版者
一般社団法人 画像電子学会
雑誌
画像電子学会年次大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.34, pp.73-74, 2006

3DCGによる歴史的町並みの復元に関する研究を行っている。3DCGで復元された町並みのリアリティを向上するには、多くの人が行き交う様子を映像として生成する必要がある。数百人規模の大人数を扱うため、処理量が少なくかつリアリティを損なわない技術であるビルボードアニメーション技術を採用することにした。歩行者数とビルボード画像の画素数から描画速度を計測し、リアルタイム処理性能の評価を行った。リアルタイムで生成できる枚数には、テクスチャ画像の画素数が影響を及ぼすため、用意した画像から歩行者が映っていない部分をトリミングして画素数を減らして、生成できる枚数を増やした。また、カメラからの遠近に応じてテクスチャ画像を使い分けることにより、大人数(数百人)の歩行アニメーションをリアルタイムで生成することが可能になった。
著者
大原 一人 岡田 浩行
出版者
一般社団法人 画像電子学会
雑誌
画像電子学会年次大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.34, pp.39-40, 2006

モバイル環境における動画像の視聴においては、限られたバッテリ容量の下で動作時間を延ばすことが課題である。液晶ディスプレイのバックライトを暗くして電力の消費を低減すると、画像の輝度やコントラストの低下により非常に見難くなることが欠点であった。このような場合でも見た目の明るさを維持するために動画像の統計的な性質に応じて適応的に階調を補正する方式を検討し、実験を行った結果から、視覚的な効果について検証するとともに液晶ディスプレイの省電力化への適用可能性を検討する。
著者
山田 篤 安達 文夫 小町 祐史 河合 正樹
出版者
一般社団法人 画像電子学会
雑誌
画像電子学会年次大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.34, pp.187-190, 2006

本稿では、体系を異にする複数の分散型博物館情報に対して,シームレスな横断検索を可能にするために,オントロジを利用するにあたってのユースケースの検討結果を示す。
著者
下田 純也
出版者
一般社団法人 画像電子学会
雑誌
画像電子学会年次大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.41, pp.70, 2013

最新のゲームエンジン「アンリアル・エンジン4」で利用されているリアルタイムCG技術と、その制作環境をご紹介させていただきますと共に、ゲームでの採用事例だけでなく、ゲーム以外の分野での採用事例につきましてもご紹介させていただきます。
著者
佐藤 皇太郎
出版者
The Institute of Image Electronics Engineers of Japan
雑誌
画像電子学会年次大会予稿集
巻号頁・発行日
pp.93-94, 2006 (Released:2008-09-02)

多数の物体に付加されたIDを低コストで一気に読み取るためには、それらの物体上に印刷された粗い2次元コードを安価な1台のカメラで撮像し画像認識する方法が有効である。しかし、単に粗い2次元コードを用いただけでは、切り貼りによって比較的容易に別のIDのコードを偽造される恐れがある。そこで本研究では、メロンの皮の模様のような図形の中に数値を埋め込むことで2次元コードの切り貼り偽造を防止し、同時に高速かつ低コストの画像認識システムを構築できたので報告する。
著者
藍 天 瀧本 幸男 佐藤 甲癸 高野 邦彦
出版者
一般社団法人 画像電子学会
雑誌
画像電子学会年次大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.36, pp.73-74, 2008

立体TV実現の一方法として、コンピュータにより合成したホログラフィ立体画像データ(CGH: computer generated hologram)をリアルタイムに白色LEDで空間伝送することを検討している。既に低速のSSTV 方式を用いて1フレーム76.8kbitのデータを伝送速度2kbpsで実験した。より高精細で高速のホログラム画像を伝送するためにUSB1.1通信方式を用いて伝送実験を検討する。
著者
松本 充司 池田 佳和
出版者
一般社団法人 画像電子学会
雑誌
画像電子学会年次大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.35, pp.155-156, 2007

ITU-Tは,将来の電気通信国際標準化のあり方および現在の活動の活性化を模索するため大学との協調を開始した.これは,将来の国際標準化に結びつく課題の発掘と標準化に関わる技術の大学教育への貢献から,ITU-Tと大学とがお互いに有益な関係となることを目指すものである.本論文は現在進められている標準化機関と大学との連携について,その背景と具体的施策を述べる.
著者
ジャンサ レアンドロ 若原 俊彦 松本 充司
出版者
一般社団法人 画像電子学会
雑誌
画像電子学会年次大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.30, pp.34, 2002

The development of educational contents, under WBT (Web-based training) technology, shows a constant growth, along with it, an accurate evaluation in terms of understanding of the students and an exhaustive assessment of the teaching methods; and they are related very closely. This paper presents the development of a web-based system for evaluation of students, and also includes a set of powerful features for the processing of this information, to enable the evaluation of the teaching methods. The results will show the tool is easy to use and how it helps the instructor to evaluate the teaching and evaluation methods used.
著者
松島 俊明
出版者
一般社団法人 画像電子学会
雑誌
画像電子学会年次大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.34, pp.23-30, 2006

尺八譜は五線譜と異なり文字で表記される奏法譜である.本講演では,著者らが開発している尺八譜の情報処理システムについて紹介する.本システムは,電子ペンやマウスによる手書き入力編集機能,尺八譜に特有な異なる流派間での楽譜の相互変換機能,演奏方法の表示を伴った自動演奏機能,標準MIDIファイルとの相互変換機能等,尺八楽譜情報の処理に有用な様々な機能を備えたマルチメディアシステムである.これらの機能を実現するため,尺八譜のためのデータ表記法を新たに考案した.本システムにより尺八楽譜作成の効率が向上するばかりでなく,西洋楽器との合奏用楽譜作成支援ツールや,初心者の尺八の独習用ツールとしての効果が期待できる.
著者
高橋 雄太 足立 裕紀
出版者
一般社団法人 画像電子学会
雑誌
画像電子学会年次大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.35, pp.47-48, 2007

大規模漢字集合における異体字には多様な関係があり,これを明示的に示す手法としてトピックマップを採用する。この手法により,これまでの2次元のテーブルによる異体字関係記述の複雑さの解消を狙う。
著者
平川 秀治 南 典政 江崎 正
出版者
一般社団法人 画像電子学会
雑誌
画像電子学会年次大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.34, pp.163-167, 2006

IEC(International Electrotechnical Commission: 国際電気標準会議)のTC 100(Technical Committee No.100)で進めているAVマルチメディア機器のホームネットワーク関連技術の標準化についての報告。テレビ、ホームビデオサーバ、ロケーションフリーテレビなどホームネットワークの動向を紹介、DLNA, ECHONETなどTC 100におけるAVネットワークアプリケーションの標準化について述べる。ホームネットワーク関連の標準化に関わっている他の標準化機関、ITU-R、ITU-T、ISO/IEC JTC 1/SC 25と協調しつつ進めている。
著者
沼田 秀穂 池田 佳代 釜江 尚彦 曽根原 登
出版者
The Institute of Image Electronics Engineers of Japan
雑誌
画像電子学会年次大会予稿集
巻号頁・発行日
pp.101-102, 2006 (Released:2008-09-02)

本稿ではディジタル書籍、特許文書、学術文書、新聞社説などのディジタル文書を対 象に、自動的にキーワード付与を行うインデキシングの実用的な方法の提案を行う。 ディジタルコンテンツ流通の活性化において、多くのコンテンツの中から所望のコン テンツをいかに見つけることができるかが大きな課題である。現在、インターネット を利用したネット書店などでは、書籍のジャンル別分類での提示や、題名や著者名に よるキーワード検索の手法提供により書籍探索が可能となっているが、本提案により 容易なキーワード付与が可能となる。