著者
深澤 安博
出版者
茨城大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

1910年代~1920年代にスペイン人青年男性をスペイン軍の兵士にさせえた1912年兵役法の内容と意義、徴兵の実態、モロッコでの植民地軍の創設、モロッコ植民地「平定」後の「原住民」統治、植民地モロッコの一大軍事基地化、アフリカ派軍人たちが「平定」後にも独自の軍人社会を維持しつづけ軍内で最有力の勢力となったこと、以上のことを明らかにした。総じて、スペイン内戦が「アフリカからやってきた戦争」であることの意味を解明した。
著者
深澤 安博
出版者
茨城大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2006

スペイン領アフリカ植民地のうちとくにモロッコ植民地に注目し、この地におけるスペインの統治・占領政策、植民地軍建設、またそれらに対する「原住民」の抵抗とくに「リーフ共和国」の様相を明らかにした。