著者
和田 歩美 島田 文美 渡邉 哲意
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集 日本デザイン学会 第64回春季研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.362, 2017 (Released:2017-06-29)

本制作は(株)水鳥工業と宝塚大学の産学連携プロジェクトとして、同社商品の擬人化キャラクターを制作、様々なメディア展開を通じて、キャラクターコンテンツの広報展開への活用から、企業商品の認知度、イメージアップを目指す企画である。同社は主な商品ターゲットを若年層と海外に焦点を当て、キャラクターを使用したマンガ、ラインスタンプ、グッズ製作などのメディア展開を通して広報ツールとして活用していく予定である。今回第1弾として、同社のフラッグシップモデルである「KOKON」(下駄)の擬人化を行なった。
著者
渡邉 哲意
出版者
宝塚造形芸術大学
雑誌
Artes : bulletin of Takarazuka University of Art and Design : 宝塚造形芸術大学紀要 (ISSN:09147543)
巻号頁・発行日
vol.18, pp.139-148, 2005-03-31

人間の環境を認識するシステムを"アフォーダンス・クオリア"と呼ばれる視点を基本に捉え、人間が感じる視覚空間内を構成する質素に着目したスクリーンを用いない映像演出を行い、鑑賞者に対してより豊かな空間イメージを伝える映像制作の方法を提案する。例として2004年春に京都・高台寺で行われた夜間特別拝観ライトアップ映像で、庭空間を演出する映像の制作を行った。
著者
渡邉 哲意
出版者
宝塚大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2009

日本と比較して中国国内におけるロックミュージックの浸透具合と観衆のライブ空間に対する印象と要求の違いが明らかになった。公演の機会が増えることで観衆の空間表現に対する意識は活性化しつつあり、より音楽的、感性的な表現方法への要求が高まることが予想される。観衆意識の発展は音楽表現と空間表現双方を複合化した総合演出としての熟成を設備と観衆共に進める必要があり、今回の研究はその演出方法の方向性を示すものとなった。