著者
押川 文子 日下部 達哉 佐々木 宏 牛尾 直行 伊藤 高弘 南出 和余 村山 真弓 黒崎 卓 柳澤 悠
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2010

近年南アジア諸国では、多様な供給主体による教育の普及がみられる。本プロジェクトでは現地調査と統計分析に基づき、多様な教育供給が広範な人々の教育への期待を活性化させているものの、教育格差はむしろ再生産される傾向があり、雇用市場の制約のもとでとくに中等教育~非エリート高等教育のモビリティ拡大機能は限定的であること、教育改革では市場原理の導入とともに格差是正や子どもの権利が重要課題となっていること、を明らかにした。
著者
牛尾 直行
出版者
順天堂大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

本研究成果は以下の三点を明らかにしたことに集約される。1.現代南インド 2 州において SC/ST/OBCs 学生の就学前教育段階からの学歴形成過程は様々なパターンや制度があること、2.RTE 法(2010 年 4 月施行)の法制度とその施行過程のなかで、最貧層の人々の教育機会を保障するには至っていないこと、3.中等教育・高等教育人口が急激に増加する中で、マイノリティ・インスティテューションやシフトIIといったオプションが彼らの教育機会の生成過程に大きく影響を及ぼしていること。