著者
雨宮 俊彦 生田 好重
出版者
関西大学社会学部
雑誌
関西大学社会学部紀要 (ISSN:02876817)
巻号頁・発行日
vol.39, no.3, pp.123-165, 2008-03-30

リバーサル理論は、25年ほど前に研究が開始された動機づけ状態、あるいは、動機づけスタイルの理論である。従来の動機づけ理論は、親和か達成か、外在的か内在的かといった個々の動機づけやその特徴を個別に問題にしてきた。これに対し、リバーサル理論では、動機づけを個別、固定的ではなく、状況により変わるダイナミックなものとして、その全体像をシステマティックにとらえようとしている。具体的には、現在のリバーサル理論では、人間経験の四つの側面(手段-目的、ルール、処理、関係)について、テリック-パラテリック、順法-反抗、支配-共感、オーティック-アロイックの四対の動機づけ状態を設定し、状況により動機づけ状態の反転が生ずるとし、スポーツや芸術、教育、産業活動、娯楽、笑いなど幅広い人間活動を動機づけ状態とその反転の観点から研究している。本論文では、リバーサル理論の概要について、簡明な解説を行う。
著者
生田 好重
出版者
近畿大学短期大学部
雑誌
近畿大学短大論集 (ISSN:03867048)
巻号頁・発行日
vol.41, no.1, pp.47-57, 2008-12

従来から英語教育における問題点として、英単語の暗記の難しさとその記憶保持が指摘されている。そこで本論文では、効果的でより発展的な英語教育を行うにあたり障害となっている英単語の記憶再生及び保持に関して、学習者の精神的状態、特に肯定的感情に着目し、く肯定的感情が及ぼす英単語学習効果への影響を検討した。 (英文) The difficulty of memorizing the meanings of English words and attaining longer remembrance of them is considered one of the important issues in English teaching. In this paper, focusing on the mental states of students, an attempt to find an innovative way of memorizing the meanings of English words more easily and attaining longer remembrance of them by using the influence of positive effect on words learning.
著者
生田 好重
出版者
近畿大学短期大学部
雑誌
近畿大学短大論集 = The Bulletin of The Junior College of Kinki University (ISSN:03867048)
巻号頁・発行日
vol.41, no.1, pp.47-57, 2008-12-01

従来から英語教育における問題点として、英単語の暗記の難しさとその記憶保持が指摘されている。そこで本論文では、効果的でより発展的な英語教育を行うにあたり障害となっている英単語の記憶再生及び保持に関して、学習者の精神的状態、特に肯定的感情に着目し、く肯定的感情が及ぼす英単語学習効果への影響を検討した。 (英文) The difficulty of memorizing the meanings of English words and attaining longer remembrance of them is considered one of the important issues in English teaching. In this paper, focusing on the mental states of students, an attempt to find an innovative way of memorizing the meanings of English words more easily and attaining longer remembrance of them by using the influence of positive effect on words learning.