著者
真下 厚
出版者
立命館大学日本文学会
雑誌
論究日本文学 (ISSN:02869489)
巻号頁・発行日
vol.117, pp.121-124, 2022-12
著者
真下 厚
出版者
立命館大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

日本上代文学を日本及び東アジア各地の声の文芸と比較することによって、文学発生の様相、東アジアの基層文化(神話や歌掛けなど)と上代文学との関わり、文字表現の背後に広がる声の生態、声の表現の文字化などのような、上代文学における声と文字との関わりの諸相について考究した。
著者
狩俣 恵一 西岡 敏 小嶋 賀代子 真下 厚 又吉 光邦 照屋 誠 田場 裕規 浦本 寛史 原田 信之 又吉 光邦
出版者
沖縄国際大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2012-10-31

昔話・伝説・歌謡・芸能は、言葉による伝達の他に、音声・表情・ゼスチャーなどが伴う。特に、口頭伝承が豊かな沖縄の伝統文化は、身体表現による伝達の割合が大きい。しかし、伝承の〈時〉と〈場〉の変化とともに、伝統的な〈様式〉と〈精神性〉は変容してきた。なかでも、古典音楽の琉歌や古典芸能は、近代演劇の影響を受けて、〈声〉〈音〉〈身体〉は大きく変容した。したがって、琉歌・組踊・古典舞踊の琉球王朝文化については、琉球士族の言葉と身体様式、その精神性に焦点をあてて研究を進めた。