著者
石川 豊 齋藤 駿介 及川 朱
出版者
一般社団法人 表面技術協会
雑誌
表面技術 (ISSN:09151869)
巻号頁・発行日
vol.72, no.9, pp.499-502, 2021-09-01 (Released:2021-09-02)
参考文献数
13

This study examined growth of single-walled carbon nanotubes (SWCNTs) by hot-filament chemical vapor deposition at low temperatures using a double-layer film consisting of iron and cobalt layers as a catalyst. Ethanol was used as the carbon source. At a 350 ℃ growth temperature, few SWCNTs were grown when only cobalt film was used as the catalyst, although SWCNT growth was confirmed when a double-layer film consisting of iron and cobalt layers was used as the catalyst. The optimal combination for use as the catalyst is iron oxide in a layer (thickness before oxidation, 1.2 nm) on the cobalt oxide in a layer (thickness before oxidation, 1.0 nm). By reduction of these films at 400 ℃ for 30 min, followed by CNT growth at 350 ℃ for 30 min, a vertically aligned SWCNT film with 3.2 μm thickness was obtained.
著者
新 啓一郎 美並 真由美 石川 豊 首藤 真理子 松本 洋子 庄司 きぬ子 石坂 美智子 加治 清行 小﨑 進 藤間 光行 萎沢 利行
出版者
公益社団法人 日本人間ドック学会
雑誌
人間ドック (Ningen Dock) (ISSN:18801021)
巻号頁・発行日
vol.28, no.4, pp.608-615, 2013 (Released:2014-03-28)
参考文献数
17

目的:高齢者では,自律神経系の調節障害により起立性低血圧を来しやすいことが知られている.本研究では,仰臥位から座位への体位変換に伴う血圧の変化を調べ,年齢および高血圧との関連を検討した.方法:2010年に健診を受診した8,862人(男性5,325人,女性3,537人)を対象とした.安静仰臥位で血圧を測定し,つぎに座位への体位変換1分後に血圧を測定した.一部のものでは1分間隔で座位5分後まで測定した.1分後の血圧変化と年齢および臥位血圧との関係を調べた.全対象者を男女別に座位1分後の収縮期血圧変化量により4群に分け(Ⅰ群:≧10mmHg,Ⅱ群:9~0,Ⅲ群:-1~-9,Ⅳ群:≦-10),さらに10歳ごとの年齢層別に分けて高血圧,脂質異常症および耐糖能異常との関係を比較した.結果:血圧は体位変換1分後より低下し,5分後まで低下していた.1分後の血圧変化と年齢および臥位血圧との間には負の相関関係が認められた(年齢:男性r=-0.201,女性r=-0.180,ともにp<0.001,臥位血圧:男性r=-0.397,女性r=-0.361,ともにp<0.001).男性では40歳以上,女性では40~69歳で,Ⅳ群においてⅠ~Ⅲ群よりも高血圧を有するものの割合が多かった.結論:体位変換による血圧低下は加齢や血圧増加と関連があり,さらに,血圧低下の大きかったもので年齢が高く,高血圧を有するものの割合が多かったことより,その機序には加齢や高血圧による自律神経系の調節障害の関与が考えられる.
著者
チィーピモンチャイ ウィモンラット 院多本 華夫 石川 豊 前川 孝昭
出版者
The Society of Agricultural Structures, Japan
雑誌
農業施設 (ISSN:03888517)
巻号頁・発行日
vol.31, no.2, pp.87-94, 2000-09-25 (Released:2011-09-05)
参考文献数
25

緑豆・大豆タンパク質を原料とした生分解性フィルムの特性を検討した。抽出した緑豆タンパクのタンパク質含有量は81.93%であった。緑豆および大豆タンパク質5%にグリセロールを添加し, テフロンプレート上に塗布し・乾燥することによりフィルムを作成した。グリセロール添加の増加により両製品とも引張強度は低下したが, 伸び率および水蒸気の透過性は増大した。緑豆タンパク質は生分解性フィルムの原料として使用できる。
著者
[石川豊信画]
出版者
[出版者不明]
巻号頁・発行日
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