著者
荒井 経
出版者
東京芸術大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

日本画を規定する材料となった近代の岩絵具と和紙の起源と普及を多角的な手法で調査し、岩絵具については明治30年代から40年代、和紙については大正後期から昭和初期に主な開発と普及があったことを明らかにした。また、1980年代以降の留学生によって中国に伝播した日本画技法を調査し、伝播の経緯と普及状況を把握した。