著者
鴻巣 努 関 哲朗 新井 浩志 西尾 雅年
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2000, pp.49-50, 2000

本研究は, 千葉工業大学プロジェクトマネジメント学科情報システム系列における, ソフトウェア開発に関する教育プログラムのコースウェアを概観し, その教育的効果について報告したものである. 情報システム系列ではコース設立当初からプログラミング技術のみならず, ソフトウェア開発における管理技術を含めた総合的能力を養うため, プロジェクトベース教育の試みが行われてきた. 受講者に対する質問紙調査および学習達成度に関する調査から, 従来の知識積み上げ型教育に比べ, 自発的学習が可能となり, 受講者の満足度も高いことが明らかになった.
著者
菅谷 茂 西尾 雅年
出版者
一般社団法人 国際P2M学会
雑誌
国際P2M学会研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2006, pp.65-72, 2006

近年,企業において情報システムの役割は重要性を増してきている.そのような中,情報システムの重複投資,知識偏在の問題は企業経営にとって重大な問題である.これらの問題を解決するためにEA(Enterprise Architecture)が注目を集めている.しかし,EAは業績に与える効果を評価することが困難という点がある.本研究では,EAがプロジェクトの業績に与える影響を測定する評価方法を提案する.
著者
菅谷 茂 西尾 雅年
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2006, pp.407-411, 2006

今日の企業の情報システムに関する問題は重要性を増してきている.システムの重複投資,知識偏在の問題は企業経営にとって重大な問題である.これらの問題を解決するためにEA(Enterprise Architecture)が注目を集めている.しかし,EAは業績に与える効果を評価することが困難という点がある.本研究では,仮想プロジェクトを設定し,EAがプロジェクトの業績に与える影響を測定する評価方法を提案する.
著者
真原 友春 田隈 広紀 西尾 雅年
出版者
一般社団法人国際P2M学会
雑誌
国際プロジェクト・プログラムマネジメント学会誌
巻号頁・発行日
vol.5, no.1, pp.161-170, 2010-09-28

近年、大学全入時代が到来し、いわゆる「入口管理による学生の質保証」は、実現困難になりつつある.そのため「出口管理による学生の質保証」が重要視されてきており、大学ではこの実現に向けた具体的施策の考案が急務となっている。この状況を鑑み、筆者らは大学での卒業研究を通した学生の質向上に焦点を当て、ロジックモデルとバランススコアカードを活用した研究支援活動を実施した。さらに政府が策定したスキル標準である「社会人基礎力」と「学士力」を「学生の質」を測る指標に定め、卒業研究の過程で学生が上記を獲得できたかを調査した。本研究では上記活動の報告と、「出口管理による学生の質保証」の実現に向けた施策の考察を行う。
著者
森 知恵 西尾 雅年
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2005, pp.291-296, 2005

近年,SCMを導入して経営を行っている企業において,ものづくり現場が脅かされる工場火災事故が多発してきた.そこで本研究では,この問題について,「2003年9月に起きた,株式会社ブリヂストン栃木工場火災時の生産復旧プロジェクト」を例に,SCMのリスク発生時(工場火災時)における迅速な生産復旧プロジェクトマネジメントのフレームワーク提案を研究目的とし,そのフレームワークの有効性を,PERT的期間見積もり手法を用いて検証し,その結果について報告する.