著者
橋本 晃治 池田 完 志賀 智一 五十嵐 清 御子柴 茂生 高久 重剛 西山 清一 南村 雄一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EID, 電子ディスプレイ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.143, pp.25-30, 1999-06-24
参考文献数
4
被引用文献数
2

電界結合型放電を利用した高周波電界点灯ランプを8本用い、直下方式の18インチLCD用バックライトを開発した。高周波電界点灯ランプは、外部電極型であるため長寿命が期待でき、高周波駆動であるため高効率であると考えられる。また、外部電極の位置や数が任意であるため、より長い放電管に容易に対応できる。均一な放電を得るために、外部電極を分割して配置した。このバックライトを5.24MHz,790V_<p-p>で駆動した時、輝度3500cd/m^2,発光効率341m/Wが得られた。また、このバックライトは8本の放電管を1つのインバータで駆動できる。
著者
西山 清 植月 惠一郎 川津 雅江 大石 和欣 吉川 朗子 金津 和美 小口 一郎 直原 典子
出版者
早稲田大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2010-04-01

環境に対する生命体の感応性-「環境感受性」-は、近年自然科学において注目を集めているテーマである。本研究は人文科学研究にこの概念を援用し、文学・文化および思想テクストにおいてその動態を考察することで、現代のエコロジカルな感性・思想の萌芽と展開を分析したものである。研究対象は、自然・環境の現代的認識の萌芽がもっとも顕著に観察されるイギリス・ロマン主義、およびその前後の時代の文学、文化、思想とした。本研究は、「環境感受性」が生み出され、現代的なあり方に展開していく様態を多面的に検証し、あわせて、文学研究が他分野と有機的な関連をもちつつ発展する、持続可能な営為であることも証明している。