- 著者
-
迫田 和彰
井上 久遠
- 出版者
- 公益社団法人 応用物理学会
- 雑誌
- 応用物理 (ISSN:03698009)
- 巻号頁・発行日
- vol.68, no.12, pp.1372-1375, 1999-12-10 (Released:2009-02-05)
- 参考文献数
- 40
- 被引用文献数
-
3
フォトニック結晶中の局在電磁モードや群速度の異常に遅いモードを利用すると,低しきい値レーザー発振が可能であることが理論的に示さ:れる.最近,人造オパールや中空ファイバー束,あるいは半導体基板上の二次元周期構造などを用いて,この現象に起因すると見られる光学利得の増大やレーザー発振が報告さ:れた、本稿では,理論ならびに実験研究の現況について紹介する.