著者
韓 敏
出版者
国立民族学博物館
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011-04-28

ライフヒストリーの手法を用い、安徽省都市部と農村の農民、行政幹部、風水師、キリスト教徒、輿の職人と老人ホーム経営者とその家族の生活実践を調査し、社会主義革命の意義とローバル化による中国の社会変化を考察した。また、安徽省の調査成果と、瀋陽、湖南、広東、福建などの調査データを比較し、共通項目:出産、命名、躾け、学校教育、仕事、消費、交友、恋愛、結婚、家族、子育て、扶養、エージング、死、祭祀を通して、人類学におけるライフヒストリー・アプローチの有効性を明らかにした。