著者
高梨 健吉
出版者
日本英学史学会
雑誌
英学史研究 (ISSN:03869490)
巻号頁・発行日
vol.1989, no.21, pp.113-127, 1988

The legend of Urashima is told in English by several writers. The legend itself has been handed down in several versions. The earliest attempt at introducing this Japanese folk tale to English readers was made by B. H. Chamberlain, when he translated a poem on Urashima from the <i>Manyoshu</i>, the earliest Japanese anthology.<br>His translation was not a prose, but a poem after the manner of an English ballad, which is a favorite style with the English people in reciting the medieval legends. English and Japanese are quite different languages with almost antipodal characters. He believed that the Japanese poetry could be better understood by English readers when rendered in English poetic style. His early translations, including &ldquo;Urashima&rdquo;, was literary, but later his taste changed. He was no longer satisfied with the liberal translation. He wanted to be strictly faithful to the original text.<br>He wrote for English boys and girls four Japanese fairy tales, one of which is &ldquo;Urashima.&rdquo; It is adapted from a popular version of the fisher boy Urashima.
著者
高梨 健一 阪田 省二郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1995, 1995-09-05

現在、もっとも良く使われている誤り訂正符号は、RS符号やBCH符号である。しかし、符号化率を一定にしたうえで符号長を長くしていくと相対最小距離が0に近付いていく。代数曲線符号のクラスはこのような欠点を克服した符号を含んでおり、大きな符号長での利用が期待されている。本研究では、一般の一点代数曲線符号の高速復号法を実現するに当たっての諸問題を扱う。この方法は阪田アルゴリズムに基づいており、消去法に基づくFeng and Raoの方法より、理論上では高速であると言われている。しかし、そのプログラム化において、十分注意を払わなければ、高速化の程度が損なわれる可能性がある。ここでは、手近かの資源を利用して実際にどれだけの効率化が達成できるかを調べる。すなわち、復号法そのものは十分一般性のある形でプログラム化しておき、一方、現実のWSを利用して三次元以上の空間曲線の具体例を構成し、それらに適用した時の復号法の効率をシミュレーションも含めて調査する。
著者
高梨 健 木下 宏揚 稲積 泰宏
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IN, 情報ネットワーク (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.461, pp.109-114, 2007-01-11
被引用文献数
1

現在,Web2.0としてユーザ同士がウェブの利便性を向上させるユーザ参加型のアーキテクチャが注目されている.その中で,フォークソノミーはユーザ自身がコンテンツに対して感じたままに分類していく手法である.そこで,ニュースサイトのコンテンツ(記事)である画像コンテンツおよびテキストコンテンツに対するフォークソノミーによるタグ付けに注目し,ユーザの主観実験を行う.そして,タグの時間的な変化および被験者同士のタグのズレに関して解析する.また,考察結果を用いて,P2Pネットワークにおける検索支援の応用例を提案していく.