著者
佐藤 幹代 高橋 奈津子 濱 雄亮 城丸 瑞恵 本間 真理 佐藤 りか (佐久間 りか) 射場 典子 別府 宏圀
出版者
自治医科大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2014-04-01

本研究の目的は、慢性の痛みを患う人や家族に面接調査を行い、わが国の文化、社会、保健医療福祉制度背景を踏まえた身体的・精神的・社会的苦悩の体験世界や疼痛対処および医療者-患者・家族の相互理解のありかたを探究する。「慢性の痛みの語りデータベース」を構築する(https://www.dipex-j.org/chronic-pain/)。これらは慢性痛に関する看護学、医学、社会学、保健福祉医療分野における教育および、研究資源として期待できる。
著者
高橋 奈津子 Natsuko Takahashi 千葉大学理学部地球科学教室 Department of Earth Sciemees Faculty of Sciemee Chiba University
雑誌
地質学論集 = The memoirs of the Geological Society of Japan (ISSN:03858545)
巻号頁・発行日
vol.47, pp.87-105, 1997-04-24

北海道, 日高帯の幌満かんらん岩体は, かつてのマントルダイアピルの断片であり, その物理条件の違いから, 様々な段階でのマグマ分離現象が凍結されている。高温部では上昇の最終課程まで部分溶融していたため形成されたメルトとそのメルトが小規模クラックに分離して形成された斜長石に富む脈が見られ, 大規模なメルト分離現象は現在SDWで占められているかつてのmelt conduit周辺部に凍結されている。規模の違いこそあれ, 両者の基本的なマグマ分離メカニズムは, 溶融メルトのクラックへの吸い込みであった。
著者
石井 仁 渡邉 慎一 堀越 哲美 植村 崇史 河合 大喜 関谷 友里 高橋 奈津子
出版者
人間-生活環境系学会
雑誌
人間-生活環境系シンポジウム報告集
巻号頁・発行日
vol.36, pp.247-250, 2012-11-21

2つの野外音楽イベント会場において温熱環境の測定を行い,その実態把握と評価を行った。さらにイベント来場者の熱中症対策ならびに防寒対策の実態調査を行った。7月開催のイベントは熱中症の発症する危険性があり,積極的な休憩や十分な水分補給などの対策が必要な温熱環境であった。 10月開催のイベントは熱中症の発症する危険性は少ないが運動や労働をする際には水分補給が必要な温熱環境であった。気象庁の観測データではイベント会場のWBGTを精度よく推定することは困難であった。来場者へのアンケート調査から携行した熱中症対策および寒さ対策の物品ならびに熱中症予防および防寒対策の実態を把握した。両イベントとも熱中症対策の物品としては「タオル」,「水・お茶・その他飲み物」,「帽子」,「うちわ・扇子」の携行率が高く,熱中症予防として「水を飲む」,「適度な休憩をとる」,「日陰に入る」,「涼しい場所に行く」の実施率が高かった。